7月26日に自民党の萩生田幹事長代行が出演したインターネット番組の中で「有力な方を議長において、憲法改正シフトを国会が行っていくのは極めて大事だ」などと発言し、与野党から批判が相次いでいます。
萩生田幹事長代行は現在の国会で憲法改正の議論が停滞している原因の1つは大島理森衆院議長だとして、憲法改正論議を進めるために議長を代える必要があると強調
この発言について野党だけではなく、与党からも批判の声が相次ぎ、自民党の二階幹事長は萩生田幹事長代行に注意喚起を行いました。
記者会見で二階幹事長は「立場を考え、慎重に発言するよう(萩生田氏に)注意をした」と述べ、萩生田幹事長代行の発言は不適切だと指摘しています。
衆議院議長と言えば「三権の長」でもあり、これを内閣側が交代させようとするのは三権分立を無視した越権行為だと言えるでしょう。
「立場を考え、慎重に発言を」 二階氏が萩生田氏を注意
https://www.asahi.com/articles/ASM7Z3SPSM7ZUTFK00B.html
自民党の二階俊博幹事長は30日の記者会見で、萩生田光一幹事長代行が憲法改正議論をめぐり、大島理森衆院議長の交代の可能性に言及したことについて「立場を考え、慎重に発言するよう(萩生田氏に)注意をした」と述べた。
自民党の中がほんとにおかしくなってる。アベ一派は立法府も意のままになると思ってる。アベ1強の傲りはここまで来ている。自民党の政治家たちはいつまでひれ伏したままでいるつもりなのか? https://t.co/ygd2iWxwwn
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) 2019年7月27日
「“安倍改憲へ衆院議長交代も”/ネット番組 自民・萩生田氏が発言」
ここまで言うとは驚いた。改憲強行のために国権の最高機関の長の首まですげかえる。首相側近のこの発言は、三権分立を踏みつけにした立法府への乱暴な介入であり、驕りと焦りを示す。許せない。https://t.co/1WmFxf277p— 志位和夫 (@shiikazuo) 2019年7月28日
萩生田さんの身の程知らずなご発言、全くもって安倍首相の「お友だち」の万能感ここに極まれり、と思いました。院の議長職、その地位と権威、日本では軽んじられ過ぎじゃありませんか。国会を「国権の最高機関」と美称する憲法41条が泣いて呆れます。議会全体で抗議し非難すべき問題だと思います。 https://t.co/Eo69fAc4RB
— 南野 森(Minamino S.) (@sspmi) 2019年7月27日
改憲議論が進まぬなら衆院議長を代えろ
…という傲慢きわまりない態度。
傲慢1⃣国権の最高機関の長を
自分らに都合よく議事を仕切るだけの
手下だと思ってる。
傲慢2⃣議長を代えれば改憲へ前進すると
思ってること自体、異論にも耳を傾け
誠実な議論をする意思がない表れだ。https://t.co/qlkxu26ggG— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) 2019年7月27日
改憲論議停滞なら議長交代必要 自民・萩生田幹事長代行 2019/7/27 – 共同通信 https://t.co/ulmoC1GDnn
議長副議長は院の総意として選出されています。自民党の一議員に勝手に変えられるような軽い職責ではありません。誤った万能感を持って院に挑戦するというなら徹底的に議運等で追及します。— 原口 一博 (@kharaguchi) 2019年7月27日
安倍の命令か?
国民の七割以上が賛成しない改憲を
強行しないなら議長大島クビと宣言。安倍独裁改憲?
自民過半数割れ
10議席減を
NHKに勝利と報道させれば国民が負けると思い込んでいる?萩生田暴言「立派な方だが、どちらかと言えば調整型だ」
意見調整を否定?https://t.co/kzAif4tNK2— 桐谷育雄 (@kiriyaikuo) 2019年7月26日
政治が野蛮に堕ちている。議長は国会法上オールマイティーともいうべき権限を持っており、議長が改憲の先頭に立てはあっという間に発議されてしまうだろう。
しかし、それを自民党の幹事長代理が発言するとは。改憲を言論でなく数の暴力で行うと宣言したに等しい。狂ってる。https://t.co/oni3YzSfxz— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2019年7月27日
各省事務次官からNHK会長まで何でも人事で制圧する強権体質が首相の取り巻きに浸透しているから、改憲を進めるには衆院議長を変えればいいという傲慢発言がたかが首相側近から平気で飛び出す。与野党超えて看過してはいけない発言だ。特に公明党。こんなの容認していいの?https://t.co/vwkZcCGlwT
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2019年7月28日
萩生田の口を借りて安倍が語る。「最後は議長の職権でしゃにむに発議にいかなければならない。俺の命令を守るしゃにむさが大島にあるか。なければ首を差し替えるだけだ。わかったか、大島。変に良識派を気取るなよ」。どこまでいっても安倍には論理はない。これで何を議論? https://t.co/FlLt4C3HW7
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) 2019年7月27日
三権分立をゆるがす大事件。
憲法に無知すぎて違反ばかりする安倍内閣。高市早苗公明党石田さえ賛同せず。
臨時国会開催拒否で憲法53条違反し
規則違反の予算委員会開催拒否した
「職場放棄」「議論すら拒否する」安倍内閣に今すぐ野党は臨時国会開催要求を!
安倍退陣https://t.co/KkhmKu91ug— 桐谷育雄 (@kiriyaikuo) 2019年7月29日
これが問題にならないほうがおかしい。衆院議長と言えば「三権の長」である。それを一議員が「交代させる」などと、口が裂けても言えるはずがない。この男、思い上がりも甚だしい。→ 自民・萩生田氏の「衆院議長交代論」、改憲議論への影響 首かしげる与党 野党は反発 –https://t.co/WzCarPVZ9V
— 鈴木 耕 (@kou_1970) 2019年7月30日
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