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日米通商交渉で合意、安倍首相が譲歩!米国産牛肉で日本が関税を9%引き下げ!トウモロコシの大量購入や非関税障壁の撤廃も


8月25日にG7サミット(主要7カ国首脳会議)の会場であるフランスのビアリッツで安倍晋三首相とアメリカのトランプ大統領が首脳会談を行い、日米通商交渉で日本側がほぼ全面的に譲歩する形で合意となりました。

合意となった案を見てみると、日本側は米国産牛肉にかけている38.5%の関税を段階的に引き下げ、2033年4月にはTPPと同じ9%%に変更。更にアメリカの余剰トウモロコシを日本が大量購入することでも合意となり、農業や工業などで70億ドル(7000億円以上)を超える規模の市場が開放されることになりました。

一方で、米国が日本製の自動車に課している関税は変更なしで、同時に非関税障壁の撤廃を目指して日米双方が協力する方向でも合意になったと報じられています。

合意内容は完全にTPP(環太平洋経済連携協定)と同じだと言え、日本側が強く要求していた自動車関連の譲歩を引き出せなかったことで、TPP以上に日本が不利な自由貿易協定になりそうです。

 

日米通商交渉が原則合意、日本は余剰トウモロコシ購入=トランプ大統領
https://jp.reuters.com/article/us-japan-trade-g7-idJPKCN1VF0LW

トランプ氏によると、日米は農工業製品の貿易に関する主要項目で合意。安倍首相は、余剰になっている米国産トウモロコシを購入することに同意したという。米国が日本製の自動車に課している関税は、今回の合意で変更はないとした。

米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は、農業、工業、デジタル分野で70億ドルを超える規模の市場が開放されると説明。牛肉、豚肉、ワイン、エタノールなど、多様な製品が恩恵を受けるとした。

日米首脳、貿易交渉で基本合意 9月下旬に署名へ 農産品関税はTPP並みhttps://r.nikkei.com/article/DGXMZO48982490V20C19A8000000

【ビアリッツ(フランス南西部)=甲原潤之介】安倍晋三首相とトランプ米大統領は25日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)にあわせてフランスのビアリッツで2度会談し、日米貿易交渉で基本合意した。トランプ氏は2度目の会談で「(9月下旬にニューヨークで開く)国連総会をメドに署名できるようにしたい」と語った。

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