*文科省
萩生田文部科学大臣が身の丈発言を謝罪しました。
10月28日の記者会見で身の丈発言について、萩生田大臣は「どのような環境下にいる受験生も自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせて適切な機会をとらえて、2回の試験を全力で頑張ってもらいたいとの思いで発言したものだった」と述べ、説明不足な発言だっとして謝罪。
これからは受験生が安心して課題に取り組めるように、改めて不安解消に取り組むとしています。
発端は先週に放送されたテレビ番組で、英語の民間試験導入政策に関して萩生田大臣が、「裕福な家庭の子どもが回数を受けてウォーミングアップできるというようなことがあるかもしれないが、自分の身の丈に合わせて2回をきちんと選んで頑張ってもらえれば」などとコメントしたからです。
野党からはそもそもの原因として、格差を生み出している民間試験導入の撤回を求める声が多く、立憲民主党の議員からは萩生田大臣の議員辞職を求める声もありました。
英語の民間試験導入は来年からスタートですが、会場側の準備不足もあって、まだ先行きは不透明です。
萩生田文部科学相 「身の丈」発言で陳謝 「説明不足な発言」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191028/k10012153271000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
萩生田文部科学大臣は、大学入学共通テストに導入される英語の民間試験について「身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」などと発言したことについて、「説明不足な発言だった。おわびを申し上げたい」と陳謝しました。
「受験生の皆さんに不安や不快な思いを与えかねない説明不足な発言だった。」と謝罪。
国民や受験生を不安にする文科大臣など前代未聞。
「身の丈」は憲法や教育基本法を根底から覆す暴言であり、即刻辞職すべき。
菅長官の「コメントは差し控えたい」もめちゃくちゃだ。https://t.co/Yba4ulMRLr
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2019年10月28日
萩生田大臣が、「身の丈に合わせ頑張って」発言について謝罪しましたが、大臣の発言は民間英語試験の大学入試導入がもたらす格差を居直ったものであり、受験生に不安をあたえたことを謝罪するなら、不安の根源である英語民間試験導入自体を撤回すべきです https://t.co/Ngwwcdr8VY
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2019年10月28日
萩生田文科相が身の丈発言を謝罪する一方、大学入試の英語民間試験を「どんな裕福でも2回しか結果は提出できない(本番の)2回しか受けてはいけないというルールにはできない」と正当化。ならば民間試験導入をやめれば良い。教育企業を潤わせ政治献金と天下りが増えるだけだ。https://t.co/ayR5YIvQ7r
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2019年10月28日
また出た「説明不足」。
萩生田氏の発言は「説明不足」ではありません。まさに「身の丈」を強いることになるこの制度のアブナイ本質を、見事に説明しています。
大臣はまず「筑駒生の訴え」を読まれたらいかがでしょう。頑張れ後輩たち、私もここで頑張る。https://t.co/n697ozWctE
— 山岸一生 立憲民主党(りっけん) (@isseiyamagishi) 2019年10月28日
萩生田は謝罪していない。
「説明不足」と弁解するけど
2回だけ受験した結果と
14回受験して最高得点の2回を提出したのと
「条件は平等」ではない。「不安や不快な思いを与える」ではなく
不平等な入試制度を
憲法教育基本法に反して
導入するのが大問題!— 桐谷育雄 (@kiriyaikuo) 2019年10月28日
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