桜を見る会の名簿について、菅官房長官が情報開示の必要がないと強調しました。
12月4日の記者会見でバックアップデータの存在を指摘された菅官房長官は「バックアップデータは一般職員が業務に使用できるものではなく、組織共用性を欠いており、業者に頼まなければ取り出せない状況にあったと聞いており、行政文書には該当しないということだ」と述べ、バックアップデータは行政文書ではないと反論。
バックアップデータを含めて桜を見る会の名簿は開示の必要がないとして、今後も情報開示は行わないとの考えを示しました。
バックアップデータの存在は前々から野党の追及を受けていましたが、政府見解として「バックアップは行政文書ではない」と明言したのはこれが初です。
「桜を見る会」の招待者名簿をめぐり、菅官房長官は、電子データの廃棄後もバックアップデータは最大8週間は保存されていたと明らかにする一方、情報公開の対象となる行政文書に該当しないことから、開示する必要はないという認識を示しました。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう