小笠原諸島の西之島で規模の大きな噴火が観測され、気象庁や海上保安庁が注意喚起を発表しました。
気象庁によると、海上保安庁が12月15日に行った上空からの調査で、新たに北側の火口からも溶岩が流れ出し、海に達しているのが確認されたとのことです。これを受けて気象庁は警戒が必要な範囲をこれまでの1.5キロから2.5キロに拡大すると発表。
島の北側は海底が浅いこともあり、今後も溶岩の流出範囲が広がるおそれがあるとしています。
西之島では2013年に大規模な噴火が発生し、それから大量の溶岩で島の面積が拡大知していました。西之島の生態系は世界的に貴重な資料だと言われ、一時期は学者たちが上陸して島の状態を調査していた場所でもあります。
今回の噴火で島の生態系が再びリセットとなる可能性があり、今後の変化に注目したいところです。
気象庁資料 西之島
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/19m12/201912161830_326.pdf
今月初め、再び噴火しているのが確認された小笠原諸島の無人島「西之島」について気象庁は溶岩の流出範囲が広がっているとして、警戒が必要な範囲をこれまでの1.5キロから2.5キロに拡大しました。気象庁と海上保安庁は付近を航行する船舶に対して引き続き警戒を呼びかけています。
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