国民民主党に続いて、野田佳彦前首相が代表となっている会派「社会保障を立て直す国民会議」も立憲民主党との合流を前向きに検討していると発表。
所属議員らを集めた会合で出席者からは「早期の合流を目指したい」という意見が出され、年内にも大筋合意する方向で調整中だと報じられています。
社民党や国民民主党も合流方向で協議を進めていることから、これで野党4勢力がまとまる方向になったと言えるでしょう。
一方で、共産党の志位委員長と立憲民主党の枝野代表が15日夜に会談し、早期の衆議院の解散・総選挙に備えて、協力体制を強化する方向で合意しました。志位委員長も野党結集の動きを前向きに受け止め、「野党が一致結束し、国会の閉会中も、来年の通常国会も、桜を見る会について徹底追及し、安倍内閣を総辞職に追い込みたい」などとコメントしています。
先の参議院選挙では野党統一候補の票が伸びている傾向が見られ、場所によっては自民党に競り勝っていました。党単位で合流が実現した場合、野党の議席はさらに増えると予想されていることから、衆議院解散総選挙に備えて野党の合流結集が加速した形です。
ただ、れいわ新選組はこの枠組に含まれておらず、減税政策を条件に掲げているれいわ新選組を立憲民主党が受け入れるかは不透明となっています。
立憲民主党からの合流の呼びかけを受けて、野田前総理大臣の議員グループは、早期の合流を目指して年内に大筋合意できるよう、協議を求めていく方針を決めました。
立憲民主党からの合流の呼びかけを受けて、野田前総理大臣が代表を務める衆議院議員のグループは、16日国会内で会合を開いて対応を協議し、所属する9人のうち玄葉元外務大臣ら6人が出席しました。
立憲民主党の枝野代表と共産党の志位委員長が、15日夜会談し、早期の衆議院の解散・総選挙に備えて、協力しながら準備を進めるとともに、「桜を見る会」について引き続き政府を追及していく方針を確認しました。
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