日本人のバス運転手が新型コロナウイルスに感染した問題で、バス会社からは不安の声が相次いでいます。
報道記事によると、1月中旬頃から各地のバス会社で運転手にマスクを配布するなどの対応策を行っていたようですが、それでも完全に防ぐことは難しく、社員が手洗いうがいなどを心掛けても限界があるとのことです。
特に長距離移動用のバスだと数時間も乗客と共に密閉空間で移動することになるわけで、潜伏患者が乗車したら、お手上げ状態になると報じられています。
メディアの取材にバス会社の担当者は「インフルエンザの流行時と同じ対応しか取りようがないのが現状。だが、実際どうすれば防げるのかわからない。正直、怖いです」とコメントし、不安があると語っていました。
新型コロナウイルスの構造的に一般的なウイルス対策が有効だと見られていますが、依然として感染経緯や感染力が不透明で、バス会社側がどんなに努力をしてもかなり厳しいのが現状だと言えるでしょう。
バス会社「ひとごとではない」 運転手感染に不安広がる
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000004-asahi-soci
中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎に、バス運転手が日本国内で感染していた。武漢市からのツアー客を乗せたバスを長時間運転していたが、詳しい感染経路はまだわかっていない。海外からの旅行客らを乗せるバス会社は、衛生面に気を配って予防策を講じながら、不安を隠せないでいる。
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