*ダイヤモンド・プリンセス
横浜港で検疫中のダイヤモンド・プリンセス号で乗客から不満の声が相次いでいます。
報道記事によると、2月10日に乗客らは厚生労働省に要望書を提出し、その中で食事や医療品のような物資だけではなく、シーツなどの交換も放置状態で衛生管理などに問題があるとして、厚生労働省に待遇改善を求めたとのことです。
NHKの記事には代表者のコメントがあり、その中で要望書を提出した乗客が現在の状況について、「薬はもう届いたとか、食事は十分にあるとか報道されているが、船内の状況はかけ離れている。妻の薬もまだ届いていないし、カウンセラーは外国人の乗客専用で英語での対応だった。食事もステーキなどで、高齢者が食べきれるものではない。厚生労働省には要望書を受けて早急に対応してほしい」とコメントしていました。
ただ、ダイヤモンド・プリンセス号は予想を遥かに超える数の感染者が発生していることから、掃除のような日常的なサービス面の対応は難しいと見られ、地上の隔離施設などに移さなければ抜本的な改善は厳しそうです。
乗客に新型コロナウイルスの感染者が発生し、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客の男性が10日、報道機関各社に対し、医療など、下船できないままの船内生活で必要な支援を求める要望書を公表した。要望書は厚生労働省に提出された。
クルーズ船乗客が厚労省に要望書
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20200210/1000043850.html
要望書は、パソコンなどがないため手書きでつづられて、シーツの交換や掃除が1週間近くされていないため、部屋の環境を改善することや、持病の薬を届けること、さらに医師や看護師を派遣するなど、6つの要望が書かれています。
クルーズ船では現在客室から出られないため、乗客30人以上が船内の電話を使って連絡を取り合い、この要望書をまとめたということです。
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