*ダイヤモンド・プリンセス
クルーズ船の下船者から陽性反応が多発しています。
2月26日に徳島県で初の新型コロナウイルスの感染者が確認されましたが、この感染者はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の下船者だと判明。この感染者は今月20日にクルーズ船を下船した60代女性で、下船した後に県内の自宅に戻って、その後に「帰国者・接触者外来」で検査を受けたら陽性反応となりました。
下船者から新型コロナウイルスを検出したのは、国内だと栃木県在住の女性に続いて2例目です。
また、海外だとアメリカやオーストラリア、イスラエル、イギリスからも同じような報告があり、いずれも出国前の日本の検査では陰性反応でした。
NHKによると、これまでクルーズ船から下船した970人の内、45人が発熱などの症状があると訴えている状態で、現在は検査を受けてもらうように要請しているとのことです。
前々から新型コロナウイルスの検査は状況や環境によって陰性反応になることがあると言われていただけに、このような状態となることは下船前から予想されていました。だからこそ、アメリカを始めとする各国は下船者にも追加で隔離処置などを行っているわけで、そのまま自宅に帰宅させた日本政府の対応はあまりにもズサン過ぎると言えるでしょう。
結果的に新型コロナウイルスの市中感染を加速させてしまった可能性が高く、来月から一気に感染者が増えることになりそうです。
コロナウイルス クルーズ船から下船の乗客 発熱など症状45人に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200226/k10012301791000.html
加藤厚生労働大臣は衆議院予算委員会で、集団感染が確認されたクルーズ船から下船した乗客のうち813人と連絡を取り合い、このうち発熱などの症状がある人は25日時点の28人から増えて、45人に上っていることを明らかにしました。
新型ウイルス 徳島県で初の感染確認 クルーズ船から戻った女性
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200225/k10012301341000.html
徳島県内に住む60代の女性1人が、四国で初めて新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。女性に発熱などの症状は出ていないということです。
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