2月27日に安倍晋三首相が全国の学校を臨時休校にすると表明した件が賛否両論となっていますが、これはまだ序の口に過ぎないと言えます。
中国を見れば分かるように、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには、道路や鉄道、空港というような交通網を完全に遮断した上で、集会や外出を禁止して徹底した隔離措置を続ける必要があるのです。
厄介な点は新型コロナウイルスの潜伏期間が非常に長く、潜伏期間中も周囲に感染を広げる可能性があるところです。
感染者が表面化してから動いては手遅れで、感染者が出ていない内に隔離して感染者が移動しないようにしなければいけません。
学校の臨時休校は子供の感染拡大防止に一定の効果が期待できますが、学校だけでは意味が無いです。
学校と公共交通機関、職場、集会、都市移動の全てを同時に止めて、初めて感染者の拡大を防ぐことが出来ます。
中国が道路を物理的に封鎖したことが先月に日本で話題となっていましたが、あのくらいやらなければ焼け石に水なのです。
だからこそ、学校だけの臨時休校で感染拡大を防げるとは思えず、既に首都圏の満員電車などでまん延している可能性があると考えると、全ての機関で同時に臨時閉鎖を徹底してしなければ効果が薄いと言えるでしょう。
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https://johosokuhou.com/2020/02/15/25633/
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