新型コロナウイルスの患者にぜんそくの治療薬を投与したところ、症状が改善したことが分かりました。
これは神奈川県立足柄上病院などのグループが発表した調査報告で、新型コロナウイルスの感染が確認された肺炎患者の3人に同意を得て、ぜんそくの治療薬「シクレソニド」を投与したところ、2日程度で大きな改善が見られたとしています。
治療を受けた1人は退院するほどまでに回復し、直接吸い込むタイプの「シクレソニド」が肺の炎症を抑えて、症状の悪化を防いだ可能性があると分析されていました。
ただ、いずれも憶測の域を出ず、データ数も少ないことから、「新型コロナウイルスそのものに効果があったのかは断定が出来ない」とまとめられています。
新型コロナウイルスは患者によっては短期間で改善するケースもあるため、治療薬の効果なのか調べるために、まだデータを集める必要がありそうです。
*シクレソニドはステロイド成分の免疫抑制剤で、本来ならウイルス感染で使用するのは危険
COVID-19 肺炎初期~中期にシクレソニド吸入を使用し改善した 3 例
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_casereport_200302_02.pdf
新型コロナウイルスに感染して肺炎になった患者に対して、ぜんそくの治療に使われる吸い込むタイプの薬を投与したあと、症状の改善が見られたという報告が日本感染症学会のウェブサイトに掲載されました。報告した医師らは患者の数が少ないため、今後、他の医療機関と共同で効果について調べるとしています。
吸入ステロイドが効果ありというのであれば、治療の選択肢が大きく広がるので朗報です。
ただ間質性肺炎の治療にステロイドが使われることはありますが、感染性の肺炎では免疫抑制をもたらすので慎重にすることが求められており、鑑別が重要ですね。
https://t.co/UO4aZrd3Wg— 向川まさひで (@muka_jcptakada) 2020年3月3日
はっきりしない段階でマスコミが煽るのはやめてください。この手の薬が入手困難になったら喘息患者は大発作起こして死ぬんですよ。テレビに煽られやすい方々の理性なんて、トイレットペーパーのみならず滅菌ガーゼや赤ちゃん用品まで買いに走る様を見てたらカケラも信用できません。 #ぜんそく治療薬
— 冬月 (@luna_gelata) 2020年3月3日
シクレソニド(オルベスコ)は提示された症例の画像を見る限り初期(~中期)の新型コロナウイルス肺炎に効果があったようだ。
ステロイド剤吸入なので、感染症には本来禁忌であり、効果がある症例もあるが逆にウイルス増殖や再活性化に繋がる症例もあるはず。https://t.co/Xsf4hxNhaG— BiotechMania (@BiotechMania) 2020年3月3日
コロナで肺炎症状にぜんそく治療薬が効く情報来た!!
3人はともに65歳以上の患者で、重症ではないが酸素呼吸器治療を受けていた。3人の患者に先月20日、シクレソニドを投与した結果、2日程度で症状が改善し、73歳の女性1人は完治判定を受けて退院したという。
こういう情報待ってた。
— ボランチ (@boranch10) 2020年3月3日
HIV治療薬でもぜんそく治療薬でも
とにかく既存の薬で効果があるのなら
感染したとしても怖さが減るし
施設閉鎖とか発生場所の消毒とかも相当減るだろうし
若者が感染拡大のもとだとか余計なこと言われなくなるし
なんとかなるといいね— 川奈🍑 (@ky7_79) 2020年3月3日
おいおい…#ぜんそく治療薬 が効果ありとか、途中段階で言うなよ。
ホントの喘息患者の薬が足りない!とかいう話になるぞ?
まりちは喘息持ちでずっと投薬してるし、発作出たら何もできなくなる(呼吸もできない)しかもアタシが使ってる薬やん…
— まりち💕 (@happa1mari) 2020年3月3日
これがコロナに対して間違った方向に広まったら今度は吸入ステロイド薬が転売されちゃったりなんかして。ヒルドイドやら精神薬眠剤、シナールのようならなきゃいいと思う。それにしてもアトピー喘息アレルギー性鼻炎って合併しがちなのに本当に必要な人が貰いにくくなるのは悲しいな。#ぜんそく治療薬
— まゅちゃんぬ🦉 (@ma_yu_tyan_nu) 2020年3月3日
#ぜんそく治療薬
コロナの症状を緩和できたとのことだけど、シクレソニドは市販では売っていないのでトイレットペーパーのように品薄になることはないし医師の判断のもと病名が付いたうえで処方される薬だから喘息じゃない人は手に入らないよ
転売は薬機法違反になるので刑事罰で処されるよ— misaQ-my Route 20- (@misa9abs) 2020年3月3日

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