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世界大恐慌の引き金を引いた新型コロナ、これから来る大暴落はリーマンショックとは桁違い 100年ぶりの大変動


遂に起きてしまった株価の大暴落、2008年のリーマンショックとは比べ物にならない規模で、世界大恐慌を誘発することになるかもしれません。

暴落のキッカケは新型コロナウイルスの感染拡大ですが、数年前から世界経済はバブル状態になっており、新型コロナウイルスが無くても暴落するリスクがある状態でした。
アメリカのダウ平均株価は連日のように過去最高値を更新し、3万ドルの大台目前まで上昇。

実質GDP(国内総生産)と株価の差を示している「バフェット指数」は数年前から史上最高値が続き、過去に例がないほどの超バブルとなっていました。

バフェット指数

更には超低金利の長期化や信用取引のまん延でバブルがもっと膨らみ、それが新型コロナウイルスという針に刺されて、一気に割れて萎み出したのが今なのです。

日本だと楽観視している人も多いですが、今回の暴落は3万ドル目前から2万ドル割れ付近まで急転直下で落ちています。これは世界恐慌の序章に過ぎず、一度崩れ出した山は雪崩を打って、更に崩れることになるでしょう。

リーマンショックよりも遥かに大きな世界規模の大不況、皆さんも歴史の授業で聞いたことはあるであろう1929年の世界恐慌。世界恐慌は1929年に発生し、この大恐慌によって世界経済はブロック化が進み、その後の第二次世界大戦に繋がりました。
ドイツでヒトラーが出てきたのも世界恐慌で社会が不安定になったからで、そのような世界史や人類史に刻まれるような出来事の引き金が今年の大暴落だと推測されるのです。

リーマンショックなんて生易しいレベルではなく、今後の数年間で世界恐慌からの世界大戦が起きることを覚悟するような動きだと言えます。

 

世界恐慌
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B

1929年8月9日、連邦準備制度は公定歩合を6%に引き上げた。同年9月3日にはダウ平均株価381ドル17セントという最高価格を記録した。市場はこの時から調整局面を迎え、続く1ヶ月間で17%下落したのち、次の1週間で下落分の半分強ほど持ち直し、その直後にまた上昇分が下落するという神経質な動きを見せた。それでも投機熱は収まらず、のちにジョセフ・P・ケネディは、ウォール街の有名な靴磨きの少年が、投資を薦めた事から不況に入る日は近いと予測し、暴落前に株式投資から手を引いたと述べた[注釈 3]。

1929年9月26日、イングランド銀行が金利を引き上げ、アメリカの資金がイギリスへ流れた。
そのような状況の下1929年10月24日(木曜日)10時25分、ゼネラルモーターズの株価が80セント下落した。下落直後の寄り付きは平穏だったが、間もなく売りが膨らみ株式市場は11時頃までに売り一色となり、株価は大暴落した。この日だけで1289万4650株が売りに出た。ウォール街周囲は不穏な空気につつまれ、400名の警官隊が出動して警戒にあたらなければならなかった。

シカゴとバッファローの市場は閉鎖され、投機業者で自殺した者はこの日だけで11人に及んだ。この日は木曜日だったため、後にこの日は「暗黒の木曜日(英語: Black Thursday)」と呼ばれた。翌25日(金曜日)の13時、ウォール街の大手株仲買人と銀行家たちが協議し、買い支えを行うことで合意した。このニュースでその日の相場は平静を取り戻したが、効果は一時的なものだった。

週末に全米の新聞が暴落を大々的に報じたこともあり、28日には921万2800株の出来高でダウ平均が一日で13%下がるという暴落が起こり、更に10月29日、24日以上の大暴落が発生した。この日は取引開始直後から急落を起こした。最初の30分間で325万9800株が売られ、午後の取引開始早々には市場を閉鎖する事態となった。当日の出来高は1638万3700株に達し[注釈 4]、株価は平均43ポイント[注釈 5]下がり、9月の約半分になった。一日で時価総額140億ドルが消し飛び、週間では300億ドルが失われた計算になった[注釈 6]。

10月29日(火曜日)は後に「悲劇の火曜日(英語: Tragedy Tuesday)」と呼ばれた。投資家はパニックに陥り、株の損失を埋めるため様々な地域・分野から資金を引き上げ始めた。1928年アメリカ市場の投信株の取引高は1万株しかなかったが、翌年に11万株を超えた[10]。そして、アメリカ合衆国の経済への依存を深めていた脆弱な各国経済も、連鎖的に破綻することになる。

 

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