新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックの代表選考に関わる大会の半数以上が中止や延期になっていることが分かりました。
これはNHKが報道した情報で、3月17日の時点でオリンピックは24競技、パラリンピックは13競技、合わせて全体の67%にあたる37競技が停止状態になっているとのことです。延期した大会も再開の見通しが立っておらず、東京オリンピックの開催以前に代表選手が決まっていない状態が続いています。
このような情勢を受けて、イギリスの800メートル代表候補であるガイ・リアマンス選手からは「もちろん五輪の成功を望んでいるが、それを実現するためにはイベントを延期する必要があると強く信じている。主催者が通常通り実施することを保証できない限りは」などと五輪の延期を求める声が浮上。
五輪の延期論は世界中で言及する声が増えている状態で、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長も「中止や延期の判断はWHOの勧告に従う」とコメントしています。
世界が東京オリンピックの中止か延期の方向で動き出していると言え、今の内に日本側からアクションを起こさなければ、最悪の形で強制中止という形になる可能性も否定が出来ないです。
コロナ禍東京五輪 海外選手から延期訴え「少なくとも10月か21年に」英紙報じる
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200316-00000036-dal-spo
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により、開幕まですでに5カ月を切っている東京五輪の開催を危ぶむ声が国内外で高まっている。英紙「ガーディアン」電子板は15日、英国の五輪代表候補が五輪の延期を求める声を掲載した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京オリンピック・パラリンピックの代表選考に関わる大会の中止や延期が相次いでいて、東京大会で行われる55競技のうち、合わせて67%にあたる37の競技で、日本選手の選考に影響が出ていることがNHKの取材で分かりました。
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