5月8日に発表されたアメリカ雇用統計は記録的なマイナスとなりました。農業分野以外の就業者数は2050万人の減少で、アメリカの失業率は14.7%に急上昇。
このままだと5人に1人は職を失うことになると見られ、新型コロナウイルスの状況によっては加速する恐れもあると報じられています。
日本においても生活保護受給者が急速に増加する兆しが出ており、新型コロナウイルスの影響で解雇された労働者や休業した事業主からの相談が激増している状態です。
中小企業はもちろんですが、大企業の経営状態も劇的に悪化し、航空大手のANAホールディングスは来年春に卒業する大学生などを対象にしたグループの採用活動を一時中止すると発表しました。
現時点で2008年のリーマンショックを桁違いに超えている状態で、新型コロナウイルス対策と合わせて、世界大恐慌に備えて準備をする段階に突入したと言えるでしょう。
経済というのは基本的に一度でも大きな下落基調に入ってしまうと、それを立て直すのはほぼ不可能です。今回のコロナショックと言われる一連の経済打撃はあまりにも被害が大きいことから、これから10年ほどの長い歳月に渡って長期化することになると見られています。
日本だとバブル崩壊から20年の不況が続きましたが、今度はそれが世界規模で起きることになると考えるべきです。
今後に予想される激動の時代に備えて、一つの職や仕事に限定されず、幅広い仕事や副業を出来るように、自分自身のスキルアップを狙っていくのが一番良いと思われます。いわゆる資格を沢山取っておくのも良いですし、自宅待機が推奨されている今だからこそ出来ることがあるはずです。
具体的にどのくらい続くかはわかりませんが、今から幅広い行動が出来るようにスキルアップしておくことが一番の備えになります。
生活保護受給、急増の兆し困窮者への早急な支援急務
https://www.daily.co.jp/society/main/2020/05/09/0013330257.shtml
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で解雇や雇い止め、休業が相次ぎ、生活保護受給者が急速に増加する兆しが出ていることが9日分かった。支援団体が4月中旬に行った電話相談会には事業主などから2日間で5千件超が寄せられた。福祉関係者の間では「リーマン・ショックを超える申請数増加になる可能性もある」との観測が広がる。自殺者が増える懸念もあり、一時的に審査を簡素化するなど困窮者への早急な支援が急務だ。
米 失業率が過去最悪 失業率は高止まりの予測も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200509/k10012423011000.html
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、アメリカの先月の失業率は14.7%と、前の月から一気に3倍以上に悪化し、統計を取り始めた1948年以降で最悪の水準となりました。アメリカの多くの州で、経済活動を再開する動きが出始めていますが、失業率は高止まりするという厳しい予測も出ています。
経済で人は死ぬんですよ。
図は消費税5%のとき。1万が余計に亡くなりました。それが10年以上続きました。
減ったように見えるのも変死区分が増えていると刑事さんが疑問を投げかけています。
それを倍の10%にし、世界恐慌のコロナでこの3カ月、ほぼ補償なし。#安倍はやめろ pic.twitter.com/bGaAtvE2an
— tasan@日銀がお金を作れど、政府は流さず (@tasan_121) 2020年5月2日
コロナ感染症は一旦収束しても戦いは長丁場になる、と同時にコロナによる経済のダメージは1929年の世界恐慌に匹敵すると云われ長期間大不況が続くのは間違いない。そうなれ企業は倒産し失業者であふれる。現にその兆しがある。
今の経済対策では焼け石に水だ。消費税ゼロが必要、要求しよう‼️— 俵 才記 (@nogutiya) 2020年5月8日
世界恐慌にはなったようだけど、第三次世界大戦を引き起こさないようにしないといけないよ
— economicscience (@economicscience) 2020年5月3日
世界恐慌の時は人口が違ったとはいえ、その期間を通して失業した人は合計1千万人。今回は1ヶ月でその倍になった。確実に教科書に載るぜ。 https://t.co/AstRIwXGFi
— じょんぶる (@John__Bullshit) 2020年5月8日
2020年4月 雇用統計
非農業部門雇用者数 ↓2050万人
失業率は戦後最悪の14.7% 世界恐慌時の水準に
低賃金労働者が大量に解雇されたため平均時給は大幅上昇 pic.twitter.com/x3pZVe6V0d— ケミ介 (@chemisuke_sikyo) 2020年5月8日
皆の衆の中で世界大恐慌経験したものはおらんと思うが
当時の株価の最高値からの下落率は90%だったそうじゃ
今回のショックがこれで終われば可愛いものよのぉ
2番底あっても流石に90%は下落せんじゃろな。世界恐慌恐ろしやじゃ pic.twitter.com/Kq5sohao62
— 信太郎🏯個別株,VTI,GLD,IEF,TLT (@nobutaro_mane) 2020年5月3日
世界恐慌。NYダウは1929年9月386ドルが高値。10~11月に半値まで急落。30年4月には後高値の77%水準まで反騰。しかし、本格的な下落はその後で32年7月には高値の11%水準まで下落。高値を回復するのはなんと25年後。1954年11月。 pic.twitter.com/Fyc7w38ioD
— 投資アカデミア (@minnanonenkin83) 2020年5月9日
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