*ラスベガス・サンズ
アメリカのカジノ大手「ラスベガス・サンズ」が日本のIR(カジノを含む統合型リゾート)事業から撤退すると表明しました。
NHKの記事によると、ラスベガス・サンズは5月13日にアデルソン会長の声明を発表し、その中で「日本におけるIR開発の枠組みでは私たちの目標達成は困難だ」として日本からの撤退を表明。
詳しい撤退の理由は不明ですが、他の国と比べて日本政府から交付されるIR事業に関する免許の期間が10年と短いことから、長期事業の継続は困難と判断したと見られています。
ラスベガス・サンズはアメリカの中でも上位に入る世界有数のカジノ企業で、当初は日本のIR事業に強い意欲を示していました。主に横浜市のIR事業を狙っていましたが、住民の反対運動の影響もあって、IR事業全体が難航しています。
更にIR事業を巡る汚職事件も健在進行形で問題となっていることから、IR事業の雲行きが怪しくなっているところです。
日本で検討されているカジノを含むIR=統合型リゾート施設をめぐり、参入に意欲を示していたアメリカのIR事業者が「日本におけるIR開発の枠組みでは私たちの目標達成は困難だ」として、参入を見送ることを明らかにしました。
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