モーリシャス沖の重油流出、日本船の船長らを逮捕！地元当局「安全な航行を怠った」

＊AFPインド洋の島国「モーリシャス」で日本の貨物船「WAKASHIO」が挫傷して重油が流出した事故で、船長のインド人と副船長のスリランカ人の２人が逮捕されたことが分かりました。
報道記事によると、地元当局は「安全な航行を怠った」として逮捕を決定し、早ければ８月２５日から裁判が行われるとのことです。

貨物船を管理している日本企業の長鋪汽船と商船三井は情報を知らなかったとの報道も見られ、逮捕を巡って色々と混乱気味になっています。
一部の乗員が事故の原因について、「Wi－Fi（ネット回線）に接続するため島に近付いた」などと証言していることから、これが決め手になったと見られているところです。

割れた船体からは約１０００トンの重油が流出し、今も重油の回収作業が続いています。

モーリシャス、座礁船の船長を逮捕　危険航海の疑い
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62785720Y0A810C2000000/

【イスタンブール=木寺もも子】商船三井が手配した大型貨物船がインド洋の島国モーリシャス沖で座礁した事故で、モーリシャスの当局はインド人の船長の男を危険な航海をした疑いで逮捕した。18日、船主の長鋪汽船（岡山県）の現地弁護士が日本経済新聞の取材に明らかにした。