菅義偉官房長官が自民党総裁選で掲げている政治理念に批判の声が殺到しています。
菅官房長官は自身のホームページに政策集を掲載し、その中で「国の基本は『自助・共助・公助』です。人と人との絆を大切にし、地方の活性化、人口減少、少子高齢化等の課題を克服していくことが、日本の活力につながるものと確信します」とコメント。
総裁選の政策も一番トップに「自助・共助・公助、そして絆 地方から活力あふれる日本に!」と書いてあり、自助・共助・公助が菅官房長官の政治理念として大きく掲げられていました。
この政治理念についてネット上では、「自助と共助で自己責任か」「災害時に国は助ける気が無いのか!」「公助が最後に書いてあるのが怖い」などと批判の声が相次ぎ、自己責任社会を促進するような政策だとして問題視されています。
前々から菅官房長官が掲げていた政策でもありますが、新型コロナウイルスや自然災害の多発もあって、わざわざ自民党総裁選で同じ政策を掲げていることに不安や懸念が高まっている形です。
「自助、共助、公助」と、菅義偉氏。
公助は最後だとばかりに。自助努力なく、血税からせしめる
「政党助成金」という名の〝公助〟は
自民党だけで過去26年間に
計390000000000円超。(※3900億円超です)
— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) September 3, 2020
自助・・・お前が何とかしろ
共助・・・周りと一緒に何とかしろ
公助・・・助けてやるけど電通の中抜き優先な— 明石順平 (@junpeiakashi) September 5, 2020
政府側が災害時に「自助」をトップにあげたことにビックリと言うか、不安になった。
まずは「公助」を考えていると思っていた。
それでは足りないところを、「自助」「共助」。そう信じて活動しているのだが、、、
災害時も「自己責任」?— 東ちづる /Get in touch (@ChizuruA1) September 3, 2020
菅義偉の政治理念があまりに酷い。
「自助・共助・公助」
これってつまり国はギリギリまで国民を助けないって事じゃん。
国民への支援を渋る事を政治理念としているような人物に、絶対に内閣総理大臣になってほしくない。 pic.twitter.com/rhLBV1yBE8— 大神ひろし (@ppsh41_1945) September 2, 2020
NHKニュースウォッチ9
菅氏が掲げた政治理念が「自助・共助・公助」だって。
役所言葉でこのフレーズは、自助共助でどうしてもできないことだけ公が力を貸すよ、という意味です。つまり、国は積極的には何もやらないよ、ということです。 pic.twitter.com/li5QkB91ld— akasan.nom (@akasannom) September 2, 2020
「自助・共助・公助」は、兵庫県南部地震以来、防災の現場でよく使われる言葉。「これは住民側の言葉であって、『いざと言う時に行政は当てにならない』ということ。なので行政がこれを前に出して防災計画を進めてはいけない」と行政向けの防災講演では常々言ってきた。
— Ryusuke IMURA (@tigers_1964) September 2, 2020
公助、当てにできないね😭
何が自助、共助だよ…
それで間に合うわけないやん😡https://t.co/4DOJA8L5hi— 一ノ瀬 国債=国民の黒字 (@Seizi_Ichinose) September 5, 2020
▶総裁候補のパンフレットにも「 自助 > 共助 > 公助 」(このヒトのキャッチコピー)
▶官房長官/記者会見
「まったく問題ない」「承知していない」「批判は当たらない」「そのような指摘はあたらない」…
自民党総裁選挙に興味なかったけど…
このヒトになったら、さらに酷いことになりそう。 pic.twitter.com/WbkGgAJ4vN— mitio (@mo3000zakari) September 6, 2020
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