*Goto公式
政府がGotoトラベルキャンペーンの中小業者を対象とした予算枠を拡大する方針を決めました。
産経新聞によると、国土交通省は中小規模の旅行業者や宿泊施設を利用する人が予想以上に少ないとして、中小業者に狙いを絞って予算を拡大するとのことです。
Gotoトラベルキャンペーンで旅行者数は7月から増加していますが、その多くは大手旅行会社を利用している状態で、当初の狙いだった旅行業界全体の救済は達成が出来ていません。
今回の予算拡大には中小業者の倒産を防ぐ狙いもありますが、現状のままだと予算だけを増やしても意味はないと予想されています。
また、政府は東京都が警戒レベル引き下げを条件として、来月1日からGotoトラベルの対象に東京都を追加する方向で調整していると明らかにしました。
全国で一番感染者数が多い東京都はGotoトラベルから除外となっていましたが、9月に入って感染者数が下がったことを受けて、10月からも旅行を解禁するとしています。
専門家や医師会からは「Gotoトラベルが感染拡大の要因の一つになった」として、Gotoトラベルに反対する意見が根強く、Gotoトラベルの拡大は波紋を呼びそうです。
GoTo中小の予算枠増 大手利用集中で国交省
https://www.sankei.com/economy/news/200909/ecn2009090038-n1.html
国土交通省は9日、観光支援事業「Go To トラベル」について、中小規模の旅行業者や宿泊施設向けの予算枠を増やす方針を明らかにした。GoToは大手事業者に利用が集中しているとの指摘が出ているためだ。予算枠の具体的な配分方法は今後検討するが、旅行者側は知名度の高い大手を選びがちなため、中小の利用をどう促すかが課題になる。
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