ようやく臨時国会が招集日を迎えましたが、その会期が僅か3日間しか無いとして野党から批判の声が相次いでいます。
共産党の山添拓参議院議員は「野党が憲法53条に基づき召集を求めたのは、現下のコロナ対策をはじめ十分な審議を行うためだ」と述べ、あまりにも会期の期間が短すぎると指摘。
驚くべきことに代表質問や予算委員会での質疑も無く、来週にも臨時国会が一旦終了となる見通しです。
ここまで臨時国会の期間が短いのは異例で、菅新政権の問題点を追及される前に国会を閉じようとしているだと思われます。
*解散総選挙の宣言だけするとの噂も
菅総理大臣を任命する親任式と、新しい内閣の閣僚らの認証式が16日夜、皇居で行われました。
皇居では午後5時40分すぎ、菅総理大臣が宮殿の車寄せに到着し、その後、加藤官房長官や河野行政改革担当大臣など新内閣の閣僚らが次々と宮殿に入りました。
臨時国会がようやく召集日を迎えたが、会期はわずか3日!
野党が憲法53条に基づき召集を求めたのは、現下のコロナ対策をはじめ十分な審議を行うため。野党は会期の採決で反対。
首相指名だけではなく、3か月にわたって閉じてきた国会を動かし、新政権の閣僚にはその所信も問わなければならない。— 山添 拓 (@pioneertaku84) September 16, 2020
臨時国会が召集されました。野党が憲法に基づいて国会を開けと求めていましたが、臨時国会の会期はわずか3日。新内閣の発足を受けた所信表明演説もなければ、代表質問や予算委員会での質疑もなし。コロナ対策や災害対応など課題はいっぱい、十分な質疑が行える会期の臨時国会を開くべきです! pic.twitter.com/lL1vg8ZW9G
— 倉林明子 (@kurabayashia) September 16, 2020
驚くべき事に、野党が1ヶ月半前に要求し、コロナ禍で苦しむ市民への更なる給付や補償など、議論すべき内容は山積しているにも拘わらず、安倍政権が憲法を蔑ろにして開かなかった臨時国会。首相の交代で開かざるを得なくなったが、会期は僅か「3日」という。国会を嫌がる政治屋は議席を返上すべきだ。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) September 16, 2020
シナリオ通りのバカバカしい閣僚人事ばかり取り上げて大騒ぎするマスコミは、菅義偉が自ら「国難だ」と述べた緊急時に開催した臨時国会なのに、その会期が「わずか3日だけ」という異常な点をなぜ報じないのか?会期3日に賛成したのが自民と公明の他に維新だという点をなぜ報じないのか?
— きっこ (@kikko_no_blog) September 16, 2020
今日、臨時国会が招集をされました。
首班指名の投票が行われ、私どもの代表の「枝野幸男」と記名し投票いたしましたが、菅新総理ということになりました。 pic.twitter.com/JAQt27Rs4r
— 山花郁夫 りっけん 立憲民主党 (@yamahanaikuo) September 16, 2020
さて、菅総理大臣の誕生は良いけれど、一部報道によれば自民党は議運理事会において今臨時国会の会期を「3日」と提案していて、実質新内閣発足のみとするよう。7月末に野党によって行われた憲法に基づく臨時会開催の要求を無視してきた安倍政権の姿勢を、菅政権も引き継ぐということでいいんですかね。
— 元ヴァンテ(ゆるふわ系) (@exVins_T) September 16, 2020
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