京都大学ウイルス研究所の宮沢孝幸准教授が新型コロナウイルスの感染拡大に警鐘を鳴らしました。
宮沢准教授は自身のツイッターで「コロナウイルスに対する勝利宣言はまだまだできないというのが私の考えです。今は小康状態です」と述べ、新型コロナウイルスの感染状況は一時的に収まっただけで、勝利宣言をする段階ではないと指摘。
冬になれば感染者が必ず増えるとして、「重症者やなくなる方も増えると思っています。ですので油断は禁物で、感染対策も必要です。最終的な解決方法はいろいろ考えられますが、今は、経済を回しつつ、極力感染回避」とコメントしていました。
宮沢准教授は過度な楽観視も過剰な防御も問題があると語っており、適度に経済を回しながらシッカリと皆が感染症対策をしておく必要があると強調しています。
コロナウイルスに対する勝利宣言はまだまだできないというのが私の考えです。今は小康状態です。冬には必ず感染者は増えて、重症者やなくなる方も増えると思っています。ですので油断は禁物で、感染対策も必要です。最終的な解決方法はいろいろ考えられますが、今は、経済を回しつつ、極力感染回避かと
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) September 14, 2020
私は「コロナ脳」と言う言葉は嫌いです。人々がウイルスに怖がるというのは正常な反応で、報道やSNS情報によってその方向に進んでしまうこともとても理解できます。マスコミが良くなかったというのも違うと思います。マスコミやSNSからも正確な情報はあった。しかし不安要素を選択する人々が多かった。
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) September 14, 2020
誤判定はもっとあると思います。あってはならないというけれど、急いで判定しなければならない状況では一定の確率で不可避です。そこを理解してくれないと、訴訟起こされて賠償金が莫大になってしまう。
愛知県、コロナ誤判定で賠償金 陰性の本人らに計252万円(共同通信) https://t.co/xfuTWJIieG
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) September 15, 2020
宴会場がどれだけ困っているか、結婚式出来ない人がどれだけ多いのか考えてみて下さい。マスクなしでこの冬が乗り越えられるとは私は思っていません。大騒ぎをすれば、かならずまた大きな山はやってきます。妥協点を探すのが重要です。これすらも面倒なら日本は終わりだと思います。
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) September 15, 2020
どうしたら良いか、知恵を絞って。過剰な防御も無防備もいけない。外に一歩も出ないようなこともダメだけど、もう大丈夫と楽観論に流れるのもだめだよ。
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) September 15, 2020
感染の状況から考えて、私は飛沫で感染するのが通常の感染ルートだと思っています。接触感染も飛沫を防げばかなり防げるはずです。空気感染ももちろんありますが、換気ができている限り、過剰に反応することは不要だと思います。大声で会食、カラオケが日常では一番危険だと思います。
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) September 15, 2020
皆様の主張はよく分かりますよ。分かるのですけど、どうやったら、妥協点を探れるかだと思います。怖がる人はとことん怖がる。怖がらない人はまったく怖がらない。その人たちが同時に会食に参加するにはどうしたら良いのか。感染したらぜったいダメなひともいることを忘れないで。
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) September 15, 2020
今はいいけど、流行時にノーマスクで大声出されたら、私はさすがに怖いです。今回のウイルスは非発症者の唾液にたくさんいるのが特徴で、咳をしている人から離れるだけでは、感染から逃れられない。感染したらしたで仕方ないけど、できれば私も感染したくはない。
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) September 16, 2020
ちょっとしたことで、感染のリスクはかなり減らせます。大声出さないということでも。全く無防備になったら、また大流行して、私は医療崩壊の危険性もまだあると思っています。その点では上久保先生とは違う意見です。
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) September 16, 2020
フォロワー数が減っております。
これはコロナへの警戒、関心が薄れたのと、私がまだ新型コロナウイルスに対して警戒を緩めるなとの発信が反感を買ったためと(勝手に)解釈しています。
経済を破壊する過剰な警戒・自粛には反対ですが、過度な楽観論には与しません。
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) September 18, 2020
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