*蓮舫氏
国会では日本学術会議の任命問題で激しいやり取りが続いていますが、菅義偉首相の答弁内容が使い回しではないかとして物議を醸しています。
これは毎日新聞が取り上げたもので、4日の衆院予算委員会だけでもほぼ同じ文言を5回連続で答弁した場面があったほどです。
野党側が厳しく追及したのは日本学術会議から提出された推薦人を拒否した法的根拠でしたが、菅首相は「任命権者はあくまでも総理大臣」「杉田副長官に懸念を伝えたのは9月24日の前だと思います」というような答弁を繰り返すばかりで、具体的な法的根拠を提示することはありませんでした。
菅首相の話だと推薦人名簿すら事前に確認しておらず、杉田官房副長官から相談を受けて決めたとしています。
煮え切らない首相の答弁に立憲民主党の蓮舫議員も「矛盾だらけだ!」と声を荒げる場面があったほどで、この感じだと日本学術会議の任命問題を巡る与野党対立は長引くことになりそうです。
*野党は杉田官房副長官の国会招致など要求中
「壊れたレコードのよう」首相、連日棒読み答弁 質問答えず、答弁書使い回し
https://mainichi.jp/articles/20201104/k00/00m/010/303000c
菅義偉首相は2日に続き、4日の衆院予算委員会でも答弁書を棒読みする場面が目立った。質問に直接答えず、事前に用意した数種類の答弁書を使い回すのが基本スタイル。さらに首相秘書官から差し入れられたメモを読み上げ、答弁姿勢自体が野党の批判の的となった。
「壊れたレコードのように原稿を読むのをやめて、自分でお話しになった方がいい」。立憲民主党の枝野幸男代表がいら立ちをあらわにしたのは日本学術会議の任命拒否問題に関する質疑の時だった。首相が「人事に関することなのでお答えを差し控える」などを含め、3パターンほどの答弁を繰り返したためだ。
若手を任命拒否した理由「若手が十分いない」 支離滅裂で混迷深めた菅首相の答弁
https://mainichi.jp/articles/20201102/k00/00m/010/228000c
2日の衆院予算委員会で、日本学術会議に関する政府・自民党と野党の議論は堂々巡りの展開となった。菅義偉首相は会員候補6人の任命を拒否した理由の説明で核心を避け続け、学術会議のあり方を問題視する自民党と歩調を合わせた。野党は「論点のすり替え」と反発を強め、首相への追及を続ける方針だ。
日本学術会議の任命拒否。
杉田官房副長官に自身の懸念や任命の考え方を伝え内閣府への指示を示したのが9/22か9/23と菅総理。
わずか1.2日で105人の推薦名簿から6人を外した案を杉田官房副長官は起案。28日に菅総理に相談報告、総理が決裁。
この短期間の作業確認のため公文書開示を要求しました。 pic.twitter.com/QEk4T3aw3T
— 蓮 舫 ・ 立 憲 民 主 党 ( り っ け ん ) (@renho_sha) November 5, 2020
何もしない、という菅総理の姿勢が明らかになりました。
公文書の大切さを官房長官として痛感しておられるだけに、情報公開してもらえると質問しましたが、答えない、積極的姿勢はありませんでした。「今後の公正中立な人事に影響」と加藤官房長官は答弁しましたが、今の人事が問われているのです。 https://t.co/uBB2sGVSwC
— 蓮 舫 ・ 立 憲 民 主 党 ( り っ け ん ) (@renho_sha) November 5, 2020
2015年からの6年、国から59件1.3兆円補助金事業事務を1583億円で委託を受けた一般社団法人から、その9割の1415億円が電通にほぼ再委託、さらに関連会社に再々委託。
中抜き、トンネル法人疑惑を指摘。改善を求めましたが「各省で対応」と菅総理。「縦割り打破」とは口だけでした。引き続き改善求めます https://t.co/qUuF5hLyQf pic.twitter.com/hpoFi1rLZs— 蓮 舫 ・ 立 憲 民 主 党 ( り っ け ん ) (@renho_sha) November 5, 2020
参院予算委で、内閣府大塚官房長、1983年の日本学術会議法改定時の「形式的任命」との中曽根首相答弁について、「40年も前で趣旨が定かでない」と言い出した。一官僚が首相答弁をこんな物言いで足蹴にする等、絶対に許されない。
任命拒否は、その法的「根拠」も支離滅裂、無残に崩壊している。— 志位和夫 (@shiikazuo) November 5, 2020
これが内閣総理大臣か。#予算委員会 #国会 pic.twitter.com/WVg9gBNqay
— medeta (@zasikiwarasin) November 5, 2020
蓮舫議員
総理の説明が矛盾だらけ、答えていない。6人を削った経緯を知る方法が一つある。推薦名簿が出て起案されるまでの過程の公文書を提出してください。加藤官房長官
人事に関する記録であり差し控える。蓮舫議員
それは詭弁です。人事の機微な部分は黒塗りでも結構です。出してください。 pic.twitter.com/Mc29B5HoYn— 立憲民主党 国会情報+災害対策 (@cdp_kokkai) November 5, 2020
辻元議員
学術会議の公文書散逸に向けてという勧告がもとになって日本は初めて国立公文書館を作った。ご存知でしたか。菅総理
承知していませんでした。辻元議員
外した本人が、政府の役職をしていたのも、学術会議がそういう仕事をしていたのも知らなかった。
任命権者として失格じゃないですか。 pic.twitter.com/90njsriV4O— 立憲民主党 国会情報+災害対策 (@cdp_kokkai) November 4, 2020
辻元清美さんの追及は鋭い。菅さんがついに、6人を任命拒否するよう進言した人物の名を明かした。杉田和博官房副長官だ。すでに野党は杉田氏の国会招致を強く求めているが、与党は「前例がない」と頑なに拒否している。おいおい「前例踏襲打破」が菅さんの任命拒否ではなかったのか。矛盾が過ぎるぜ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) November 5, 2020
今日は参院予算委で蓮舫さんが質問。容赦なく事実と論理で問い詰めている。国会質問は女性質問者の方が鋭い気がする。一般化はできないが。
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) November 5, 2020
国会中継を見て、野党は日本学術会議の追及ばかりと言ってる人。
貴方達は菅義偉が非常に危険な全体主義者である事を理解しているのか?
ここを踏ん張らないと国民の言論の自由にまで触手してくる怖さはないのか。香港を見てみろ、明日の日本だよ#日本学術会議への人事介入に抗議する#菅政権退陣へ— CRONOS (@9EYHvYvwXYSLodv) November 4, 2020
日本学術会議の新会員候補6人の任命拒否をめぐり、菅首相は“白旗”寸前。国会でのタジタジ答弁からは「逃げ道」を探る魂胆が透けて見えます。6人除外の報告に関しては「(報告したのは)杉田副長官だったと思う」と発言。責任を“黒幕”に負わせるつもりなのでしょうか。日刊ゲンダイは駅売店かコンビニで pic.twitter.com/4IueDD77JK
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) November 5, 2020
参院での、最初の質問
蓮舫「菅総理は、何をなすために総理大臣になられたんですか?」
はいっ、最初の質問としては妥当ですね、高尚ですね
ここは、政治家としての哲学を語って頂きましょう菅総理、どーぞー
ス「まずはコロナ対策」
ガクッ😭
— buu (@buu34) November 5, 2020
蓮舫さんの質問に対して支離滅裂な答弁をする菅総理を庇うかのように、蓮舫さんへのバッシングも盛り上がっていますが…仮に蓮舫さんに問題があるからと言って、菅総理の支離滅裂な答弁が正当化されるわけではありません。答えるべきことを答えずに交わすのが卑怯であることに変わりはありません。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) November 5, 2020
言ってることが完全に論理的に破綻。答弁を用意させられる官僚たちも気の毒だ。
6人拒否について #蓮舫議員 「結果、若手も女性も私立大に所属してる人も外された。言っていることと、バランスが真逆の結果の人事をなぜ納得?」
菅首相「全体として見た場合は全く違う」 https://t.co/c09LRFQINn
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) November 5, 2020
今日も菅首相の答弁は支離滅裂だった。官房長官の時から日本学術会議のあり方を懸念していたと。懸念するのはいいが日本は法治国家だ。首相といえども勝手に法律を変えることはできない。まず任命拒否を撤回してから、法律を改正するか解釈変更するか国会で審議すればいい。任命拒否は法律違反です。
— 俵 才記 (@nogutiya) November 4, 2020
菅首相。国会答弁はまず「自助」でお願いします。大臣や官僚の「共助」に頼りすぎです。
菅義偉】「自助」どこへ? 菅首相の丸投げ答弁に野党議員あきれ顔|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/wjwNx9PSxS
— 俵 才記 (@nogutiya) November 5, 2020
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