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実質賃金が1.1%減、現金給与総額は6ヶ月連続のマイナス!残業代などの所定外給与は12%減に!毎月勤労統計


11月6日に厚生労働省が9月分の毎月勤労統計調査の速報値を発表しました。

9月の毎月勤労統計調査では実質賃金が前年比で1.1%減となり、7ヶ月連続のマイナスを確認。現金給与総額も26万9503円で前年比0.9%減となっていました。
細かい分野別だと、残業代など所定外給与でマイナス幅が12.0%減と大きく、新型コロナウイルスの影響で残業時間が減少し、それが給与の下げ幅を拡大させたと見られています。

全体的に賃金は低下傾向が強いと言え、昨年の消費増税のダメージも合わさって、賃金に上昇する気配が全く無いです。

 

毎月勤労統計調査 令和2年9月分結果速報
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/0209p/0209p.html

9月実質賃金1.1%減、残業代減で7カ月連続マイナス=毎月勤労統計
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-japan-idJPKBN27L32I

[東京 6日 ロイター] – 厚生労働省が6日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、9月の実質賃金は前年比1.1%減と7カ月連続で低下した。コロナ禍での残業代減少が響いた。
名目賃金に当たる現金給与総額は前年比0.9%減の26万9503円と6カ月連続のマイナスで、残業代など所定外給与は同12.0%減の1万6761円だった。コロナ禍による企業業績低迷で所定外労働時間が前年比12.5%減と大幅に減少したのが響いた。

 

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