全国各地で新型コロナウイルスの感染者数が増えていることを受けて、西村担当相が飲食店向けの新たなガイドラインを提示しました。
西村担当相はガイドラインの強化として、「会食、職場でのクラスター発生が増えていることから、アクリル板の活用、換気の確認など業種別ガイドラインを強化します」とコメント。
アクリル板を客の正面だけではなく、客の左右にも設置するなどしてウイルスの拡散防止措置を行うように求め、合わせて換気の確認するためにCO2濃度センサーを設置するように提言していました。
また、客同士の距離も出来るだけ空けるようにするべきだとして、斜めに座らせるなどの具体例を示しています。
基本的には従来のガイドラインの延長線上であり、飲食店側の対応が前提となっていました。
新型コロナウイルスの感染者数をゼロまで減らした台湾やニュージランドの対応を見てみると、アクリル板のような小手先には頼っておらず、国が率先して大量検査と隔離、厳格な出入国制限、医療資源の配布を行ったことでコロナの感染拡大を防いでいます。
そのような成功した国と比べて、西村担当相の飲食店ガイドラインはあまりにも幼稚な内容だと言え、これでは気休め程度の効果しか期待が出来ないのが実情です。
飲食店ガイドライン強化 会食でのクラスター受け
https://www.fnn.jp/articles/-/107931
会食の場でクラスターが多く発生していることを受けて、西村経済再生担当相は、飲食店のガイドラインの強化を早急に行う考えを示した。
西村経済再生相「アクリル板の設置であるとか、CO2濃度センサーなどで換気の状況確認するとか、ガイドラインの強化をできないかということで議論を急ぎたい」
全国的に感染者数が増加傾向にあります。大きな流行になってきており、初めての冬を迎える中で、危機感を強めています。政府として感染拡大防止対策を強化していきます。特に、会食、職場でのクラスター発生が増えていることから、アクリル板の活用、換気の確認など業種別ガイドラインを強化します。 pic.twitter.com/iM5sFph6I6
— 西村やすとし #新たな日常 NISHIMURA Yasutoshi (@nishy03) November 14, 2020
先般の分科会で飲酒伴う懇親会など「5つの場面」で感染リスクが高いと提示。これまでマスク、消毒、3密回避等の基本的な感染防止策を実践して頂いていますが「5つの場面」はいずれもマスクを外す場面。マスク外すことで感染リスクが高まることが広く国民に伝わるよう、YouTubeやテレビCMを活用します。 pic.twitter.com/ucBIuBtPpx
— 西村やすとし #新たな日常 NISHIMURA Yasutoshi (@nishy03) November 14, 2020
吉村大阪府知事と面談。感染増の危機感を共有し、連携して対策を強化することで一致。現在建設中の30床のコロナ重症センターは、整備費に加え医療法の特例を認め国として支援。また、リスクの高い地域での高齢者施設における前広なPCR検査を要請。命と健康を守るマスク着用の呼び掛けも確認しました。 pic.twitter.com/BQolEi7hmq
— 西村やすとし #新たな日常 NISHIMURA Yasutoshi (@nishy03) November 15, 2020
11/9開設の神戸中央市民病院のコロナ専用病棟を視察。国の包括支援交付金を活用しての整備。数日で36床中16床が埋まり、現場の緊張感が高まっています。病床を確保し国民の命を守ることが何より大事。承認薬デキサメタゾンなどが有効で重症化を抑えていますが、兵庫県と連携し万全を期してまいります。 pic.twitter.com/qjZgudFO3w
— 西村やすとし #新たな日常 NISHIMURA Yasutoshi (@nishy03) November 15, 2020
井戸兵庫県知事と面談。全国の感染者数が1,722人、兵庫県も11/12に81人と共に過去最高。感染拡大への危機感を共有。陽性者数が増加すれば遅れて重症者が増えるため警戒が必要。兵庫県は病床に余裕あれば入院させる方針のため病床使用率が高いが、今後に備え、更に加古川に重症者病床を整備予定です。 pic.twitter.com/F1KXYwkLaT
— 西村やすとし #新たな日常 NISHIMURA Yasutoshi (@nishy03) November 15, 2020
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