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イタリアで昨年9月から新型コロナ感染拡大か 昨年の段階で抗体保有、中国よりも先に流行と指摘 イタリアの国立がん研究所


*NEWS
新型コロナウイルスが昨年9月頃からイタリアでも感染が広がっていた可能性が浮上しています。
これはイタリアの国立がん研究所が発表した情報で、昨年9月から今年3月までに肺がん検査に応じた959人を対象にして調査したところ、11.6%が2月より遥か以前に新型コロナウイルスへの抗体を形成していたとのことです。

ロイター通信の記事には「共同執筆者のジョバンニ・アポロネ氏はロイターに、昨年10月第1週時点で4人が抗体を保有していたと明らかにした。これは、9月に感染していたことを意味するという」とも書いてあり、中国の武漢市で感染が拡大する前段階からヨーロッパに新型コロナウイルスが出現していた可能性があるとまとめてありました。

新型コロナウイルスの発生源については依然として諸説ありますが、この調査報告が事実ならば、中国の武漢市が期限とする通説は間違いだったということになりそうです。

 

イタリアの新型コロナ感染、昨年から始まった可能性=研究
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-italy-timing-idJPKBN27W0MA

[ローマ 15日 ロイター] – イタリアの国立がん研究所(INT)は、同国では新型コロナウイルスが昨年9月時点ですでに循環していたとの研究を発表した。新型コロナの感染が当初考えられていたよりも早い時期に、中国国外で拡大していた可能性が示唆された。

世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスとCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)は昨年12月に中国中部の武漢で初めて感染流行が報告されるまで、知られていなかったとしている。

 

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