著名な救急医の木下喬弘氏が政府の新型コロナウイルス対策に疑問を投げ掛けました。
木下氏はコロナ対策を担当している大臣から問題発言が相次いでいると指摘した上で、「流石にどうかしています。本当に感染を抑える気があるのでしょうか?」とコメント。
このままだと医療崩壊が発生するのは時間の問題だとして、「多分正確には感染を軽くみてる人の話を優先して聞いている。経済ブン回して医療崩壊で行く覚悟はしといていただきたい」と述べ、かつて無いほどの医療崩壊が発生することになるかもしれないと強い懸念を表明しました。
木下氏の話だと、既に医療現場は崩壊の瀬戸際まで追い詰められているのが実情だと見られ、さらに新型コロナウイルスの感染が拡大した場合、従来と同じ水準の医療は提供が出来なくなるだろうと推測されています。
史上最高の感染者を連日更新しているタイミングで、新型コロナウイルス対策の両輪である大臣2名の発言が
・Go To使うかどうかは国民の判断
・フェイスシールドで食事しよう
・感染がどうなるかは神のみぞ知るというのは流石にどうかしています。
本当に感染を抑える気があるのでしょうか? https://t.co/bY3whRYwbU
— 手を洗う救急医Taka(木下喬弘) (@mph_for_doctors) November 20, 2020
まあ要は感染をナメてるというか、軽くみてるんでしょう。
多分正確には、感染を軽くみてる人の話を優先して聞いている。
経済ブン回して医療崩壊で行く覚悟はしといていただきたい。
— 手を洗う救急医Taka(木下喬弘) (@mph_for_doctors) November 20, 2020
私は「医療崩壊するぞ」と医療従事者が発信することに慎重な意見を持っていました。
医療従事者ももちろん頑張っていますが、多くの非医療従事者も感染対策に協力していただいているからです。
その上で、今は本当に「そこまでいうなら医療崩壊は覚悟してください」というべきかと思い始めています。
— 手を洗う救急医Taka(木下喬弘) (@mph_for_doctors) November 20, 2020
それぐらい、ここ数日の政治家の発言には深刻さを感じません。
国民が選んだ政治家ですから、経済を優先で行くという判断なら、それはそれでよいと思います。
ただ、従来と同じ水準の医療はじきに提供できなくなるでしょう。
医療従事者のみなさんには、自分を大切にしていただきたいです。
— 手を洗う救急医Taka(木下喬弘) (@mph_for_doctors) November 20, 2020
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