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改正予防接種法と改正種苗法が可決・成立 ワクチン接種の努力義務を盛り込む!審議不足のまま重要法案を早期可決


12月2日の参議院本会議で重要な法案が相次いで可決・成立となりました。

成立したのは新型コロナウイルスのワクチン接種や副作用補償などを定めた改正予防接種法と、種子の移動を厳しく規制している改正種苗法です。

改正予防接種法ではワクチン接種の努力義務が盛り込まれ、国が全額を費用負担する形で自治体にワクチン接種の推進を要請するとしています。
ワクチンに副作用などの問題が発覚した場合、製薬会社への補償も税金で補填されると定めていました。

また、改正予防接種法は国に登録された種や苗を海外へ無断で持ち出すことを全面的に禁止している法案で、国内農家からは「自家栽培(自家増殖)が制限されるのではないか」とする懸念の声が多かった法案です。
違反すると10年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科せられ、その罪の重さから日本国内の農業活動が萎縮するとして共産党や立憲民主党は反対を表明していました。

いずれも極めて重要な法案ですが、審議時間は異例の短期間で、過去の安保法制などと比べて半分以下の短時間審議となっています。
審議時間をシッカリとしないまま重要法案を可決したことに強い違和感があると言え、国会が国会としての機能を果たしていないように感じられるところです。

 

改正種苗法が成立 新品種の海外無断持ち出し規制へ 参院本会議
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201202/k10012741721000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002

国に新品種として登録された果物などの種や苗を海外へ無断で持ち出すことを規制する改正種苗法が2日の参議院本会議で可決・成立しました。

 


 

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