*自民党
近畿圏の2府4県が参加している「関西広域連合」が緊急宣言を採択し、年末年始の帰省や忘年会を自粛するように呼び掛けかました。
宣言の中で関西広域連合は「新型コロナウイルス感染症の急激な拡大が見られ、一部の地域では医療体制がひっ迫しています。年末年始の行動で、これ以上感染拡大すると深刻な事態を招きかねません」と述べ、このままだ医療崩壊が発生する恐れがあると言及。
医療崩壊を防ぐためには感染者数を減らす必要があるとして、「感染が拡大している地域への不要不急の外出は控えましょう。 特にそれらの地域への飲食を目的とした往来は極力控えましょう」などと呼び掛けていました。
既に大阪府だと使用可能な病床の使用率で100%近い値になっており、各地の病院がパンク寸前となっています。そのため、関西広域連合として非常に強い宣言を出した形です。
一方で、菅義偉首相は東京都内の講演会でGotoトラベルの一時停止について、「利用して年末年始に帰省しようとした方には大変申し訳なく思う」と謝罪しました。
国民全体への謝罪というよりも、Gotoトラベルの利用者に限定した謝罪コメントだと言え、菅首相としてはまだGotoに未練が残っている印象がある発言内容となっています。
関西・年末年始緊急宣言
https://www.kouiki-kansai.jp/material/files/group/4/201219nennmatunennsisenngenn.pdf
新型コロナウイルスの感染拡大で医療現場がひっ迫する中、関西の2府4県などで作る「関西広域連合」は、年末年始には市民にこれまでとは違った行動をとるよう求める「緊急宣言」を採択し、帰省や忘年会などの自粛を呼びかけました。
菅総理大臣は東京都内で講演し「Go Toトラベル」の一時停止について「利用して年末年始に帰省しようとした方には大変申し訳なく思う」と陳謝したうえで、国民の協力を得ながら感染拡大の防止に全力で取り組む考えを強調しました。
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