*BBC会見
先週に新型コロナウイルスの変異種が確認されたイギリスですが、今度は別の変異種の存在も浮上していることが分かりました。
これはイギリスのマット・ハンコック保健相が発表した情報で、12月23日の記者会見で「別の新たな変異種が2例確認された」と言及。
南アフリカ由来の変異種である可能性が高いとして、この前のイギリスで確認された変異種と比べて感染力がさらに強まっているとのことです。
新型コロナウイルスの変異種は接合部分(スパイク)が発達し、人間の細胞に取り付きやすい構造になっています。
あくまでもスパイク部分の変異なので、重症化率や致死性に大きな影響はないと分析されていますが、それでも非常に驚異的な存在です。
イギリス当局はロックダウン(都市封鎖)と入国審査の強化を表明し、変異種の拡大を防ぐために人の移動を年明けまで制限するとしています。
変異種が出現して以降、イギリスの感染者数は1日3万人まで急増しており、今も勢いが殆ど変わっていません。
ロックダウンを実施しても中々勢いが落ちないことから、それだけ変異種の感染力が強いのだと思われ、今後も新型コロナウイルスの変異種との戦いは長引くことになりそうです。
イギリスでさらに感染力の強い第2の変異種が出現
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/2-325.php
<イギリスで新型コロナウイルスの変異種の感染が急拡大するなか、南アフリカ由来とみられる第2の変異種が確認された>
イギリスで既に見つかっていた変異種よりも「さらに感染力が強い」新型コロナウイルスの変異種が新たに見つかったと、マット・ハンコック英保健相が12月23日の記者会見で発表した。
第2の変異種は南アフリカからもたらされた可能性がある。
イギリスにおいて新型コロナウイルスの変異株「VUI – 202012/01」の登場で、ウイルスの「実効再生産数(R)」はどう変化してきたか?を示すグラフが下記。
10月から11月にかけて急上昇。最高値1.2まで上昇
ちょっと空恐ろしくなるグラフですよね。 pic.twitter.com/k6Cwz7pGQX— 笹山登生 (@keyaki1117) December 22, 2020
世界的に、更に感染拡大に適した変異の局面に入ったということでしょう。
👇イギリス(青)と南アフリカ(黄緑)のゲノムタイプ分布。
……
日本、悠長に構えている場合ではありません👹
👇Dr. Ericのスレッドより pic.twitter.com/KwR21dkTXR
— Chatteeniris (@lachattenoire78) December 21, 2020
コロナ変異種が発生したイギリスですが、ロックダウン(Tier4)1週間前のロンドンはこんな感じだったらしい。
感染者数36,000人/日も頷ける。 pic.twitter.com/6rVSxmmf4D— ショーン (@seanofficial11) December 24, 2020
日本政府は新型変異種水際対策としてイギリスを対象にしたが
①オランダ
②イスラエル
③イタリア
④ベルギー
⑤デンマーク
⑥アイスランド
⑦オーストラリア
⑧南アフリカ
上記八ヶ国で感染が判明している。
水際対策イギリスだけでいいのか?呑気な政府ゆえに心配 pic.twitter.com/yEKOe6qhO3— 2200 (@GFCoK6xT6rXEFjY) December 23, 2020
イギリスのマジで偉いところは「冬だからウイルス感染しやすい環境」で終わらず、ちゃんと遺伝型追って、変異種を突き止めてること。日本なら「皆さんの自粛が足りない」「冬だから」で終わり。現にそう。連日なぜ感染増えてるのかのコメントが専門家でも「気の緩み」「goto」「冬だから」だけ。
呆れ
— リアル (@realrealhss) December 21, 2020
イギリスの変異種はすでに欧州などで見つかってるわけで、イギリスの入国緩和を停止しても、他のとこが緩和したままやったらあかんやろ。
3月の轍をまた踏むんか?
あのときも、すでにイタリアがひどくなってたのに、中韓から入国禁止したりしてた— いなば❤ withコロナ❤ (@soonsoul) December 22, 2020
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