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仙台市で変異株「E484K」を80%検出!今年2月からの陽性者検査で167件確認、感染爆発の原因か?再感染リスクやワクチン低下など


宮城県の仙台市で新型コロナウイルスの変異株に感染していた患者が多数確認されたことが分かりました。

これは仙台市の変異株検査から発覚した情報で、2021年2月から3月25日までの感染者を調査したところ、全体の80%に相当する167件で「E484K」と呼ばれる変異ウイルスが確認されたとのことです。
全体の検査数の一部だけですが、それでも仙台の8割から変異ウイルスが検出されたのはかなり衝撃的な数字となっています。

このE484K型は抗体(免疫)の攻撃を受け難い性質を持っており、ワクチン能力の低下や再感染リスクが指摘されていました。

3月から続いている宮城県の感染爆発も変異ウイルスによって引き起こされた可能性が高いと見られ、引き続き変異ウイルスの感染状況は全国各地の自治体でも厳重監視する必要があります。

 

宮城県 新型コロナウイルス
https://www.pref.miyagi.jp/site/covid-19/02.html

仙台市 変異ウイルス「E484K」が80% 2月以降の新型コロナ感染
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210405/k10012958011000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004

仙台市は、ことし2月以降に新型コロナウイルスの感染が確認された検体の一部を調べたところ、80%が「E484K」と呼ばれる変異ウイルスだったと明らかにしました。
仙台市によりますと、市内でことし2月から先月25日までに感染が確認された検体の一部、208件を国立感染症研究所で調べた結果、「E484K」と呼ばれる変異ウイルスが80%にあたる167件確認されたということです。

新型コロナウイルスSARS-CoV-2 Spikeタンパク質 E484K変異を有するB.1.1.316系統の国内流入(2021年2月2日現在)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/10188-493p02.html

特にアミノ酸484番目のグルタミン酸(E)はRBDのACE2結合に重要であり、かつ中和抗体の中心エピトープに配置されるアミノ酸残基である。グルタミン酸(E)は陰性荷電を示す酸性極性側鎖アミノ酸である一方、リジン(K)は陽性荷電を示す塩基性アミノ酸に分類される。つまり、E484K変異は磁石のNS極を逆転させるような極性を反転させる際立った変異であり着目に値する。このE484K単独でワクチンは無効化されないが、少なからず効果が減弱する可能性が指摘されている7-9)。

 

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