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福島原発に放射性廃棄物のコンテナ約8万5000基、4000基の中身が不明と東電!コンテナの表面は毎時1.5ミリシーベルト


*東京電力
福島第一原発の敷地内に保管されている放射性廃棄物が入ったコンテナの内、約4000基の中身が分からないまま放置状態だったことが分かりました。
これは東京電力が発表した情報で、いずれも使用済みの防護服や汚染物質などを保管しているコンテナです。

放射性廃棄物を保管しているコンテナの総数は約8万5000基あり、中にはコンテナの表面部分で線量が毎時1.5ミリシーベルトを記録した物もありました。

正体不明のコンテナが浮上したキッカケは、先月に福島第一原発の排水溝付近で異常を伝える警報が出たことから、その周囲を調査して、腐食したコンテナ下部から高線量のゲル状の物体を発見したからです。
その後の調査で複数のコンテナが野ざらし状態になっていることが発覚し、少なくとも約4000基で中身すら分からってないことが判明しました。

今後もコンテナの調査を続けるとしていますが、放射性廃棄物の状況を東電も把握していなかったことを裏付けてしまったと言え、東電のズサンな管理体制に批判の声が高まっています。

 

コンテナ4000基の中身分からず 福島第一原発で東電ずさん管理
https://www.tokyo-np.co.jp/article/96140

東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の構内で保管している放射性廃棄物が入ったコンテナ約8万5000基のうち、約4000基は中身が分からない状態にあることが分かった。東電は点検計画をつくり中身を確認する方針。4月5日の定例会見で公表した広報担当者は「中身の特定に時間がかかり、場合によって困難なものもある」と話した。

 

 

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