4月12日の時点で大阪府の重症病床使用率は90.6%となり、このままだと今週末には100%を超える恐れがあるとのことです。
既に重症患者の数も200人を突破し、新型コロナウイルスの変異株の影響もあって予想を超える速度で急激に拡大しています。
この事態を受けて大阪府の吉村知事は記者会見で、まん延防止措置よりも強い措置である緊急事態宣言の要請を視野に入れているとコメント。来週以降も感染拡大が続く場合、三度目の緊急事態宣言を政府に要請する可能性があると語っていました。
大阪府は府内の医療機関や大学病院に向けて、新型コロナウイルス以外の入院や手術を条件付きで一時的に延期するように求めています。
事実上の医療トリアージ(医療制限)が行われていると言え、第3波を超える勢いで深刻な状況がさらに悪化しているところです。
大阪府は12日、新型コロナウイルスの重症患者用として確保を見込む病床の使用率が90・6%に達したと発表した。府は重症病床が不足する可能性が高いとして、新型コロナ以外の不急の入院や手術を一時延期し、コロナ病床の増床に協力するよう大学病院をはじめとした約60の基幹病院に緊急要請した。府による要請は初めて。
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