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麻生太郎氏「原発処理水は飲める」⇒台湾の原子力委員会トップが反論!「飲用には適さない」


麻生太郎財務相が福島第一原発の処理水について、「飲んでも何ということはない」などと発言した問題で、台湾の原子力規制委員会トップが麻生氏の見解を否定しました。

朝日新聞の記事によると、4月21日の記者会見で台湾の原子力委員会トップである謝暁星主任委員は「もちろん飲用には適さない」「日本の言い分は単に日本の言い分に過ぎない。台湾には台湾の見方がある」と述べ、麻生氏の飲める発言は間違っていると指摘。
福島第一原発の海洋放出を決定したことについても、放射能測定の強化と海洋生物の調査を強化して監視すると発表しています。

台湾は前々から福島第一原発事故で日本関連の放射能測定を大幅に強化しており、福島県を中心とした東日本のエリアを対象にして、食品の輸入制限も行っていました。

麻生氏の発言も台湾メディアはコントやネタとして扱っている論調が多く、向こうの受け止めとしては、本気で日本の大臣がそのような発言をするとは思っていない感じがあるところです。

 

原発処理水「飲用に適さない」 台湾側、麻生氏に反論
https://www.asahi.com/articles/ASP4P55CYP4PUHBI019.html

海洋放出が決まった東京電力福島第一原発の処理水について、麻生太郎財務相が「飲んでも何ということはない」などと発言したことをめぐり、台湾で原発行政を担う「原子力委員会」トップの謝暁星主任委員は21日、「もちろん飲用には適さない」と述べた。台湾メディアの取材に答えた。

 

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