厚生労働省クラスター対策班の主要メンバーとして活躍した京都大学大学院の西浦博教授が日本政府のコロナ対応に苦言を呈しました。
西浦教授は自身のツイッターで3回の緊急事態宣言について、「Thomas Bach氏の来日が5月に予定されていて、それまでに宣言が終わるよう必死に政治調整しているのなら、僕はこの国って現時点で終わりなんだと思います。僕たちの代表は何を守ろうとしているのか。国民の生命と財産の保護はどうなるのか」と述べ、IOC(国際オリンピック委員会)会長の来日が緊急事態宣言の解除スケジュールとして設定されているのではないかと指摘。
仮にそれが事実だとすれば日本政府は現時点で終わりに等しいとして、「オリンピック2021開催が足枷で有り続けるのは健康的でないのでしょうね」などとコメントしていました。
西浦教授は東京オリンピック・パラリンピックが新型コロナウイルス対策の足枷になっていると感じているようで、東京オリンピックのせいでウイルス対策が中途半端になってしまっては本末転倒だと言葉を強めています。
実際、IOC会長の来日は5月中旬ごろを予定しており、3度目の緊急事態宣言の期限である5月11日はほぼピッタリのタイミングです。
政府がIOC会長に配慮して緊急事態宣言の解除時期を決めた可能性が高く、西浦教授が懸念するように日本政府のコロナ対応は終わったも同然だと言えるかもしれません。
Thomas Bach氏の来日が5月に予定されていて、それまでに宣言が終わるよう必死に政治調整しているのなら、僕はこの国って現時点で終わりなんだと思います。僕たちの代表は何を守ろうとしているのか。国民の生命と財産の保護はどうなるのか。どうか、どうか、根も葉もない噂話であって欲しいと思います。
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) April 21, 2021
国民が感染者を減らす必要性とオリンピックとの間をリンクして疑うことは、個々が接触を減らして協力すべき宣言の効果にとって好ましくないです。第3者的ではありますが、国内の予防接種状況や医療体制と世界の流行状況を見るとオリンピック2021開催が足枷で有り続けるのは健康的でないのでしょうね。
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) April 23, 2021
我々は本当、一体何と戦っているのでしょうね(諦観
コロナと戦っているはずなんですが、どうも別のものと戦ってる気がしてうんざりします
ボスキャラ倒して終わりなら楽なんですが、現実は本当に厄介
— 天下無敵の無一文 (@takosuke2200) April 21, 2021
ずっとROM専でした…すみません!
でも、もうガマン出来ない!
私も西浦先生と一緒に声を上げたい。
クラスター班のドキュメントで西浦先生を見てからずっと応援しています!
先生の声がもっともっと届いていきますよぅに。— mimoedako515 (@mimoedako515) April 22, 2021
全ては『命あっての物種』『オリンピックありき』に疑問・不安・不満・怒りを感じます…周りにもそういう方が多いです。
— Happydays🎂 (@mks12mint) April 22, 2021
私もそう思います。前の戦争で国を滅ぼした時に似ていると、思います。
— himesamamonaka (@himesamamonaka) April 21, 2021
日本がこの期に及んでオリンピックに拘っているのが愚かというのはそうですが、専門家にしかできない仕事はまだあります。感染拡大の原理と検査の効果をわかりやすく政治家と国民に伝えることです。それは知名度が高く、同業者からの信頼もある専門家にしかできないことです。https://t.co/oL7iSZ6arf
— suna (@sunasaji) April 22, 2021
素人目に見ても、オリンピックやりたいが為の政治調整緊急事態宣言なのは明らかでしょう。
今の日本はどこに向かってるんでしょうね。
もはや先進国ではないし、防衛能力も低い。— すずらん (@CFJK9bH2BTjynCa) April 21, 2021
同感です。
五輪のため犠牲にされる国民の命
変異ウイルスを軽視し享楽的で楽観的な政策
検査してもらえない一般市民
もはや危険な学校
五輪より帰省希望平和の祭典が、死の祭典にならないように、賢明な判断を望みます。
外出自粛は我慢できますが、浮世離れ政府には我慢なりません。
— 小学生姉妹ママ🏠自主休校します (@XW69ze0E1bexrp7) April 21, 2021
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