制御不能となっている中国の大型ロケット「長征5号B」について、複数の情報筋やメディアが「5月9日13時の段階でインド洋に落下した」と伝えています。
この情報は中国の国営メディアも報道しており、ロケットの残骸は東経72.47度、北緯2.65度の地点に落下。
大型で構造物が燃え尽きない危険性が指摘され、打ち上げ失敗からそのまま地上に落下する可能性も懸念されていた「長征5号B」ですが、何とか最悪の事態は回避することが出来たと見られています。
一方で、法律的に大型ロケットの落下による被害を取り締まる規則が無いことから、「国連などを通してロケットの宇宙利用で何らかの規定を設けるべきではないか」というような声が世界的に高まっていました。
前にも大型ロケットの落下騒動があり、何度も各地で起きていることもあって、ロケットの安全な利用を国際法として定める動きが出てきていると言えます。
中国のロケットが大気圏に再突入し、残骸が地表に落下するおそれが指摘されている問題で、中国の宇宙当局はロケットが日本時間の午前11時すぎに地中海付近上空の大気圏に再突入するとの予測を発表しました。
すでに、この時刻は過ぎていますが、現時点で再突入したのかどうか詳しいことはわかっていません。
BREAKING: China announces re-entry of rocket over Indian Oceanhttps://t.co/YQ42ODNoZb
— The Independent (@Independent) May 9, 2021
【国営メディア報道】中国の大型ロケット「長征5号B」残骸、インド洋に落下https://t.co/XIhnFPBE7O
東経72.47度、北緯2.65度の地点に落下。インドとスリランカの南西沖の海上に当たる。大部分は大気との摩擦で燃え尽きたという。 pic.twitter.com/XigjgM7gqW
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 9, 2021
今、話題の中国のロケット残骸こと「長征5号B」(CZ-5B R/B)の位置をリアルタイムで確認できるサイト。https://t.co/sId4LmXQ2r pic.twitter.com/0VpIlaOTBS
— 津久田重吾 (@rockpeek) May 7, 2021
中国の大型ロケットが制御不能状態で大気圏に再突入する見込みだが、一部は燃え尽きずに落下が危惧される。
そもそも制御する気が無く、落下しても海に落ちる可能性が高いので燃え尽きなくても良いとの考えでは、と複数の専門家が指摘。
世界の迷惑を考えない身勝手な国だ。https://t.co/T8asyADBDU
— 和田 政宗 (@wadamasamune) May 8, 2021
長征5号Bが落ちてくるのは明日の昼頃の模様。「落ちてきて他国に被害が出ても仕方ない」なんて考えで何度も打ち上げてますが「未必の故意ミサイル」だよこれ。
隣国として「被害発生の際は直ちに報復する」くらい言ってもいいレベルだよ。https://t.co/P0DK7xpack
— 坂東 忠信 (@Japangard) May 8, 2021
中国の大型ロケット「長征5号B」の残骸が地表に落下する可能性があると指摘されている問題で、ロケット自体の大気圏再突入が始まったようです。現在位置のライブ配信が行われています。#LongMarch5Bhttps://t.co/mvPKkYY5Yo
— ITOITO-STYLE (@ITOITO_STYLE) May 9, 2021
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