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尾身会長が臨時会見、バッハ会長の五輪観客案に反発!「普通の判断ではない」「まさに山場」 「無観客が望ましい」


*尾身会長
7月17日に政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が記者会見を行い、東京オリンピックに関連したウイルス対策の強化を提言しました。

記者会見の中で尾身会長は「無観客が望ましい」とした上で、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が条件付きで観客を受け入れるように提案したことについて、「2週間後に有観客というようなことは、普通の判断ではないと思う」とコメント。
バッハ会長らが求めている観客受け入れは厳しいとして、人の流れを抑えるためにイベントなどの制限は維持するべきだと強調していました。

また、現在の感染状況に関しても、「東京を中心にすでにリバウンドの状況に入っている中、感染力が強いデルタ株への置き換わりが進み、感染拡大のスピードがこれまでとは違ってきている」「「この2か月間がまさに山場だ」と述べ、都心部の感染拡大はこのままだと時間の問題で地方にも広がるだろうと指摘しています。

特に4連休や夏休み、オリンピック期間は人の移動が多くなる可能性が高いと触れ、この期間に集中的なウイルス対策を実施する必要があると繰り返していました。

尾身会長としては政府やIOCから東京オリンピックの観客を受け入れようとする動きが出ていることに警戒心があるようで、それに対するけん制的な意味合いもありそうです。

 

この2か月が「まさに山場」 尾身会長 感染対策徹底求める談話
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210716/k10013142991000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002

新型コロナウイルスの感染が東京都などで再拡大する中、政府の分科会の尾身茂会長が、4連休や夏休み、オリンピックを前に感染対策の徹底を求める談話を出しました。この2か月が「まさに山場だ」としていて、感染拡大を少しでも抑えるために、県境を越えた移動をできるだけ控えるよう求めています。
分科会の尾身会長は16日午後、記者会見を開き、「夏休み期間中の感染拡大を防ぐために」と題した談話を発表しました。

バッハ氏「感染改善で有観客」発言 尾身会長「普通の判断ではない」
https://mainichi.jp/articles/20210716/k00/00m/050/365000c

国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長が感染状況の改善時に観客を入れての開催を求めたことについて、政府の有識者会議「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の尾身茂会長は16日の記者会見で、「2週間後に有観客というようなことは、普通の判断ではないと思う」と述べた。

 

 

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