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菅政権「何が何でも五輪開催!」⇒「手詰まり感」「緊急事態宣言の解除が見通せなくなってきた」


*官邸
新型コロナウイルスの感染拡大から7月に再発令された緊急事態宣言ですが、それから感染者数が全く減らないことに政府が困惑していると報じられています。

毎日新聞の記事に掲載された政府の見解だと、政府はワクチン接種の進展に合わせ、重症者数や病床使用率といった新規感染者数以外の指標に軸足を移し、そのまま感染者数が減少することを想定していたようなのです。
しかしながら、実際にはワクチン接種が進んでも強力なデルタ株の出現によって感染者数が激増しており、政府の想定計画が大幅にズレ込んでいます。

政府関係者からは「これまで経験したことのない桁違いの感染が継続している」「宣言解除は無理かもしれない」というような声も相次ぎ、緊急事態宣言の解除は全く見通せない状況になっているところです。

一方で、政府は7月の段階で東京オリンピック開催を最優先として、他の政策を後回しにしていました。五輪開催を強く推進した菅首相の引責辞任を求める声もあり、これから感染がさらに拡大した場合、政府の責任問題に発展するかもしれません。

 

宣言「出口」見通せず 大規模休業必要論も デルタ株に手詰まり感・政府
https://news.yahoo.co.jp/articles/26f19ff4c69296894acc4ea131589234eacd9d3c

 「出口戦略」を描こうとした政府の思惑は崩れつつあり、関係自治体からは、大規模商業施設への休業要請など人出の抑制につながる強力な対策を求める声が相次いだ。デルタ株の猛威に感染がピークアウトする兆しは見えず、政府内には手詰まり感が漂う。

西村康稔経済再生担当相は10日の記者会見で「これまで経験したことのない桁違いの感染が継続している」と危機感を表明。40~50歳代や若年層の重症者が増加しているのを念頭に「救える命を救えない状況になりかねない」と強調した。

 

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