*東京都
日本全国で新型コロナウイルスの重症患者が初めて1500人を突破したことが分かりました。
8月14日までに報告のあった重症患者数は1521人となり、2日連続で過去最多を更新。人工呼吸器などの利用者数も各地で増加し、病床が限界になったことで受け入れを見送る医療機関が続出しています。
新型コロナウイルス対策ダッシュボードの集計だと、全国の対策病床使用率は181%で、東京都の419%や埼玉県の495%など首都圏を中心にして、西日本でも各地の病床使用率が100%を突破していました。
この異常事態を受けて小池百合子都知事は記者会見で「去年はじめに新型コロナウイルスが襲ってきて以来、今まさに最大級、災害級の危機を迎えている」と述べ、都民に対して不要不急の外出を控えるように要請しています。
ただ、長引く自粛要請と東京オリンピックの強行開催に住民の不満が高く、行政の呼び掛けに応じる住民は数が減っているのが実情です。
新型コロナウイルス対策ダッシュボード
https://www.stopcovid19.jp/
新型コロナ 全国の重症者数が初めて1500人超えhttps://news.yahoo.co.jp/articles/99b997c45e516cf3a64712ca9058d5c7a864ba49
新型コロナウイルスの全国の重症者は、前の日から43人増えて1521人となり、過去最多となりました。
厚生労働省によりますと、今月13日時点での新型コロナウイルスの全国の重症者は、1521人で、前の日から43人増えました。重症者数は24日連続で増加していて、2日連続で過去最多となりました。
急速な感染拡大について、東京都の小池知事は、記者会見で「最大級、災害級の危機を迎えている」と述べて、強い危機感を示したうえで、感染の抑え込みに向けて人の流れの5割削減を目指すとして、盆休みの帰省や旅行は「延期・中止などを『考えてください』でなく、諦めていただきたい」と述べました。
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