*官邸
菅義偉首相が自民党の二階俊博幹事長を交代する方向で検討していると報道されていますが、その公認候補として甘利明氏の名前が浮上しています。
甘利明氏は麻生派の国会議員で、自民党税制調査会長などを担当し、安倍政権で重役になったこともありました。
複数のメディアが最有力候補だと取り上げ、経歴や派閥の意見調整から甘利明氏が一番の適任ではないかと報じられています。
一方で、自民党総裁選を延期して、衆議院解散の日程を前倒しするとの話もありましたが、これについて菅首相は9月1日の記者会見で「今のような厳しい状況では、解散ができる状況ではないと考えている」と発言。
現在の情勢だと衆議院解散は出来ないとしていましたが、裏を返せば、新型コロナウイルスの感染状況が変わった場合、衆議院解散は可能になるという意味でもあります。
菅首相は1年前の総裁選でも「興味ない」などと言った後に出馬した経緯があるわけで、菅首相の発言は鵜呑みにして信じることは出来ません。
菅義偉首相は31日、自民党の二階俊博幹事長の交代を含む党役員人事を来週前半に実施する調整に入った。併せて内閣改造も行う方向だ。複数の関係者が31日、明らかにした。党内では、首相が党総裁選(今月17日告示、29日投開票)を先送りするため、一連の人事後の今月中旬に衆院解散に踏み切るのではないかとの観測が広がった。
菅総理大臣は9月1日午前、総理大臣官邸で記者団に対し、衆議院の解散・総選挙について、最優先は新型コロナウイルス対策だとして、今は解散できる状況ではないという考えを示しました。
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