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福島第一原発、汚染水処理「ALPS」のフィルター破損が判明!2年前にも類似の報告 25ヶ所中の24ヶ所で破損


*福島第一原発
福島第一原発で汚染水を処理するための装置「ALPS」の浄化フィルターで破損が発覚しました。

フィルターの破損が発覚したのは福島第一原発で海洋放出の重要な浄化装置であるALPSのフィルター部分となっています。
NHKによると、破損が判明したのは先月末で、25ヶ所中の24ヶ所で破損が確認されたとのことです。

政府や東電が計画を進めている海洋放出もこの浄化装置で汚染水の放射能濃度を引き下げていることを理由にしており、浄化装置が壊れたままならば、海洋放出の根幹部分が崩壊することになります。
驚くべきことに2年前にも同じ場所で破損が起きていましたが、その時は分析や対策を取らないまま、フィルターだけを交換して運用を続けていました。

ALPSを巡っては浄化機能に疑問を投げ掛ける声も多く、改めて東電の体質と海洋放出への懸念を高まる結果になったと言えるでしょう。

 

福島第一原発 汚染水処理のフィルター破損 2年前も同様の破損
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210914/k10013258131000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004

破損は25か所のうち24か所
東京電力によりますと、福島第一原発の汚染水を処理するALPSと呼ばれる設備に取り付けられているフィルターの破損が先月末に分かり、調査の結果、25か所のうち24か所が破損していたということです。
フィルターは、放射性物質を外部に漏らさないようにするもので、東京電力は環境への影響は確認されていないとする一方、建屋の中に放射性物質が漏れ出たおそれは否定できないとしています。

 

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