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第6波のコロナ対策案を政府決定!約3万7000人分の入院体制や治療薬・ワクチンの拡大など 緊急事態宣言は医療体制基準に見直し


*官邸
11月12日に政府が第6波に備えた新しい新型コロナウイルス対策案を決定しました。

NHKの記事によると、今回の対策案は医療提供体制を重視している内容となっており、約3万7000人が確実に入院することが出来る体制を作るとして、公立・公的病院の専用病床化や病床数の増加などが盛り込まれているとのことです。

また、ワクチン接種も来年には3回目の接種を開始する予定で、来年3月を目標として、希望者全員がワクチン接種を受けることが出来るようにするとしています。
ワクチン接種と治療薬の拡大で新型コロナウイルスの早期治療を加速させるとした上で、PCR検査などのウイルス検査体制も合わせて強化する見通しです。

一方で、緊急事態宣言の発動条件に関しても従来の新規感染者数を軸としたステージ制から、医療機関のひっ迫度合いを基準にしたレベル制に変更することになりました。
緊急事態宣言を発令する条件が前よりも厳しくなった形で、第5波のピーク時並みに感染者数が増えなければ、緊急事態宣言が出ることは無さそうです。

 

政府 第6波に備え医療提供体制の強化など対策の全体像を決定
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211112/k10013345001000.html

新型コロナウイルスの第6波に備え、政府は対策の全体像を決定しました。感染者数がピークだったことし夏に比べて3割多い患者が入院できる体制を今月中に構築し、軽症者向けの飲み薬を160万回分確保し、年内の実用化を目指すことなどが柱となっています。

コロナ対策の「全体像」政府決定 入院受け入れ「第5波」の3割増へ
https://www.asahi.com/articles/ASPCD3C24PCDULFA001.html

新型コロナウイルスの「第6波」に備え、政府の対策本部は12日午前、新型コロナ対策の全体像を決定した。公立・公的病院の専用病床化や病床使用率8割以上への向上などで新たな病床を確保し、今夏の「第5波」に比べて3割増の3・7万人が、確実に入院できる体制を11月末までにつくる。
この日の会議で岸田文雄首相は「最悪の事態を想定した医療体制の確保、そして予防発見から早期治療までの流れの強化。これらの取り組みで感染拡大が生じても、国民の命と健康を損なう事態を回避することが可能となる」と述べた。

 

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