*BBC
WHO(世界保健機関)は新型コロナウイルスの新たな変異株「B.1.1.529」を「オミクロン株」と命名し、「懸念される変異株」に指定しました。
11月26日にWHOで行われた緊急会合では、南アフリカで確認されたオミクロン株について、科学的な分析調査の結果が報告され、強い感染力や免疫回避能力があるのではないかとする科学的な根拠が伝えられたと報道されています。
南アフリカ以外にも香港やヨーロッパのベルギーなどでも感染事例が初確認されており、このような情報からデルタ株と同じ「懸念される変異株」に指定すると決定しました。
特徴的なのは新型コロナウイルスの基本構造であるスパイクたんぱく質に30もの大きな変異が見られる点で、これによって従来のワクチンや免疫反応を回避することが出来るようになったのではないかと言われています。
感染力も非常に強くなっていると報告されているほどで、このような特性からオミクロン株への警戒感が世界レベルで高まっているのです。
新変異ウイルス「オミクロン株」 懸念される変異株に指定 WHO
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211127/k10013364121000.html
WHO=世界保健機関は26日、専門家などによる緊急の会合を開き、南アフリカで確認された新たな変異ウイルスについて「懸念される変異株」に指定したと発表しました。
指定の理由について、WHOは、現時点で得られている科学的な根拠からほかの「懸念される変異株」に比べ、再感染のリスクが高まることが示されているなどとしています。
ベルギー、南ア新変異株の感染確認 欧州で初
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-belgium-idJPKBN2IB1MV?il=0
[ブリュッセル 26日 ロイター] – ベルギーのフランク・ファンデンブルック保健相は26日、南アフリカで感染が広がっている新型コロナウイルスの新たな変異株「B.1.1.529」による感染を国内で確認したと発表した。欧州域内で新たな変異株の感染が確認されたのは初めて。
関連過去記事
いいね!しよう