*BBC
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」を報告した南アフリカのラマポーザ大統領が世界各国の対応に失望を表明しました。
毎日新聞の記事によると、オミクロン株の存在を最初に報告した南アフリカへの入国規制を強める国が増えているとして、南アフリカのラマポーザ大統領は11月28日の演説で「南アフリカや周辺国に対する不当な差別だ。深く失望している」と述べ、アメリカや日本などの国々を名指しで批判。
南アフリカへの厳しい入国規制を撤回するように求め、ある種の不当な差別だと強調していました。
WHO(世界保健機関)もオミクロン株は世界各国で確認されているとの声明を出し、アフリカだけをターゲットにした渡航禁止措置は国際的な連帯に反する行為だと懸念を表明しています。
ただ、オミクロン株の流行を食い止めるには感染が報告された地域を隔離する必要があり、一定の規制はやむを得ないと言えるでしょう。
オミクロン株拡大、各国の入国規制に「失望」 南ア大統領
https://mainichi.jp/articles/20211129/k00/00m/030/003000c
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」を巡り、各国政府がアフリカ南部諸国からの入国規制を強めていることについて、南アフリカのラマポーザ大統領は28日、国民向けの演説で「南アフリカや周辺国に対する不当な差別だ。深く失望している」と述べた。日本や米国を名指しで批判し、直ちに撤回するよう求めた。
仕方ない処置です、差別でも何でもない、各国はもうコロナで苦しめられたくないから、当たり前の事です。
失望される筋合いはない。 https://t.co/yGU4BxmHoS— どなさん (@donald_lovery) November 29, 2021
国際ルールに従ってオミクロン株の発生を公表したのに、その結果、観光業などが大打撃を受けたと、渡航制限をしている日米などを名指しで批判しているそうだ。こればっかりはどうしようもないなあ。https://t.co/9BqHV1sHL9
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) November 28, 2021
オミクロン株、南アフリカが「初めて報告した」のであって、それは「南アフリカで発生した」ことを意味しない、と言うことをもっと周知しても良いはず
— 林司@るーしゃんず (@Archangel_HT) November 28, 2021
南アは(各国から入国禁止にされ経済に打撃であることを知りつつ)オミクロンの情報を遅延なく公開した。これは世界にとって大きな貢献。このような国が損失を一方的に被るのは公平でないのみならず将来に禍根を残す。ここで最も被害を被る貧困層・医療機関を助ける国際的な連帯メカニズムが必要 https://t.co/njDP94b4WB
— Masahiro Ono 小野 昌弘 (@masahirono) November 27, 2021
<イギリス:南アフリカ含む6か国の航空便を停止して変異株を水際で阻止する方針>
我々がこれまでに成し遂げてきた成果を守るためには、
迅速に行動しなければならないという事を認識していただきたい。
(イギリス厚生長官 Sajid Javid氏)https://t.co/tzPGVkOnOH— influenzer (@influenzer3) November 26, 2021
オミクロン、南アが素早くデータを出してくれたのは素晴らしいと思うけど、そうしたことで渡航制限により南アの経済が打撃を受けるのは、インセンティブとして良くない。渡航制限は時間を稼ぐのに必要としても、何らかの仕組みで早期の情報提供が不利益にならないようにしないと将来が心配です。
— Takuo Sugaya (@takuo_sugaya) November 26, 2021
日本もオミクロン株の警戒度最高レベルに引き上げ…とありますが、『南アフリカなどからの入国禁止』との強い措置をとる国もある中、日本は『入国制限』に留めて『隔離期間10日(強制力はなし)』というザルのような水際対策…28日も新型コロナに海外から到着の12人感染とのことで不安は募るばかりです。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) November 28, 2021
いいね!しよう