緊急事態宣言の要請基準である病床使用率50%を超えた東京都ですが、今後は病床使用率だけでは判断せず、重症者数や専門家の意見なども参考にして判断する方針を発表しました。
2月2日の時点で東京都の病床使用率は50.7%となり、緊急事態宣言の検討基準である50%を超えていますが、後に重症者や中等症の患者数も見る必要があるとの見解を示し、小池都知事は2月1日の記者会見で「総合して判断する」とコメント。
少なくとも今直ぐに緊急事態宣言の発出を行うわけではないとして、これから専門家の意見も踏まえて検討するとしていました。
一方で、岸田首相は政権支持率に悪影響を及ぼすことを懸念しており、緊急事態宣言の再発令を強く拒んでいます。
仮に全ての数字で緊急事態宣言の基準を超えたとしても発令しない恐れがあると言え、岸田政権が緊急事態宣言に踏み込むかどうかも重要となりそうです。
東京都 緊急事態宣言の要請 病床使用率だけでは判断しない方針
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220202/k10013462021000.html
東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率が50%を超えました。都は、50%を超えた段階で緊急事態宣言の発出の要請を検討するとしていましたが、病床使用率だけでは判断せず、オミクロン株の特性に合わせた対策を専門家の意見なども踏まえて検討したうえで判断する方針です。
東京都内の病床使用率は、先月1日には3.3%でしたが、感染拡大に伴う入院患者の増加で上昇が続き、2月1日50%を超えて、50.7%となりました。
東京都 緊急事態宣言の要請 病床使用率だけでは判断しない方針 #nhk_news https://t.co/ZIbYCX8hAi
— NHKニュース (@nhk_news) February 1, 2022
<新型コロナ・1日>東京都で新たに1万4445人が感染 病床使用率50.7%で緊急事態要請の目安突破#緊急事態宣言 #新型コロナウイルス感染症 https://t.co/MbeOKN3ObF
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) February 1, 2022
東京都の病床使用率50%超える 1万4445人が感染、5人死亡https://t.co/29R55ld28c
東京都が新型コロナ感染者を新たに1万4445人確認しました。1週間平均の感染者数は前週の約1.6倍。病床使用率は50・7%と、都が緊急事態宣言の要請を検討する目安とした50%を超えました。 pic.twitter.com/ZN29sJzSTc
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) February 1, 2022
東京都で1日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1万4445人確認されました。病床使用率は50.7%となり、都が緊急事態宣言の発令を要請する目安としていた50%を超えました。小池百合子知事は報道陣の取材に応じ、「総合的に検討する」と述べました。
https://t.co/VkDw9Hcbdo— 東京新聞社会部 (@tokyoshakaibu) February 1, 2022
コロナ患者を受け入れる東京都の病床使用率が50.7%に上り、都が緊急事態宣言を政府に要請する目安とする50%に達しました。小池都知事は「専門家の意見も聞きながら都としての方針を示す」と述べました。https://t.co/Xb0ZxCQeGC
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) February 1, 2022

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