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都の重症者数、国基準で546人に!都基準だと29人だけ 東京都「人工呼吸器かエクモに限定」


*東京都
新型コロナウイルスの重症者数について、国基準と都基準で大きな差があることが問題視されています。

東京新聞の記事に掲載された最新の数値によると、2月1日の時点で東京都の独自基準における重症者数が29人となっているのに対して、国基準の重症者数は546人に激増。10倍以上も重症者数に差があり、ここまで大きく数字がズレている基準を国と自治体でバラバラに運用する意味合いがあるのかと疑問や批判の声が相次いでいます。

東京都の基準では人工呼吸器かECMO(エクモ・人工心肺装置)を装着している患者を重症者としてカウントし、ICU(集中治療室)に入っていたとしても重症扱いとならないことが多いです。
それに対して国基準になると、ICUで治療している患者と人工呼吸器などを装着している患者はまとめて重症者になっていることから、東京都と比べて数字が大きくなっています。

東京都以外の自治体でも独自基準を使っている場所は多く、その大半で国基準よりも重症者数が大きく減っていました。
そもそも、都の基準で考えた場合、人工呼吸器やエクモの台数しか重症者が出ないということになるわけで、明らかに実態とは異なる数字であると言えるでしょう。

 

東京都内の重症者数 都は「29人」国の基準では「546人」…数が違うのはなぜ?
https://www.tokyo-np.co.jp/article/157649

 しかし、都はICUで治療していても、人工呼吸器かエクモを使用していなければ重症者に含めていない。都担当者は「(第6波の)全入院患者を把握しているわけではないが、重症でないのにICUに入っている人はいると思う」と話す。
東京都は29人に加え、近く人工呼吸器などを使う可能性が高い人が約60人、人工呼吸器などを外した後に容体が不安定な人が約20人おり、これらの人が重症化の可能性があるとして警戒する。(鷲野史彦)

 

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