*CNN
ウクライナで緊張感が高まっています。
2月17日はウクライナ東部で親ロシア派とのウクライナ政府軍の戦闘が発生し、少なくとも100回を超える銃撃や砲撃があったとのことです。
親ロシア派武装勢力からの停戦違反行為が少なくとも39件確認され、一連の戦闘で兵士2人と民間人5人が負傷。
翌日には戦闘が収まったとされていますが、親ロシア派とウクライナ政府軍の双方がお互いに「挑発行為があった」と言及していました。
ウクライナ東部では2014年に親ロシア派が一方的に独立を宣言し、それからウクライナ政府軍との激しい紛争が続いています。
アメリカとロシアの協議は現時点で進展が無く、ロシア側は回答の中でNATO(北大西洋条約機構)の不拡大や東ヨーロッパからのアメリカ軍完全撤退を要求。アメリカやNATOが条件を飲まない場合、軍事的措置も視野に入るとしていました。
17日の記者会見でアメリカのバイデン米大統領も「非常に高い。近日中に起こる可能性がある」と述べ、ウクライナ侵攻が今日にも行われるかもしれないと言葉を強めています。
ウクライナ東部で砲撃相次ぐ ロシア介入への懸念も
https://mainichi.jp/articles/20220218/k00/00m/030/018000c
ウクライナ軍によると、東部の停戦ライン周辺では現地時間の17日夕の時点で、親露派武装勢力からの停戦違反行為が少なくとも39件確認され、このうち30件で迫撃砲などの重火器が使用されたという。付近の幼稚園などが被害を受け、兵士2人のほか、民間人5人が負傷したとしている。
米大統領、ロシア軍が侵攻準備 「数日以内」にも―国務長官、外交解決訴え
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021800246&g=int
【ワシントン時事】バイデン米大統領は17日、ホワイトハウスで記者団に対し、「われわれが持つすべての情報が、ウクライナ侵攻の準備を示している」と述べ、「数日以内」にもロシア軍の侵攻が行われるとの見方を示した。また、ロシアが開戦の口実を得るために、親ロ派への破壊工作を自演する「偽旗作戦」を実行していると警戒感を示した。
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