*ABCNEWS
ウクライナ周辺にロシア軍が集結していることについて、イギリスのジョンソン首相が侵攻ならば台湾や日本にも影響が及ぶと言及しました。
2月19日のミュンヘン安全保障会議でジョンソン首相は「ウクライナが侵攻されれば、その衝撃は世界中に響き渡るだろう。東アジア、台湾にも影響を及ぼすだろう*」と述べ、日本を含めた世界に影響が出ると指摘。
力による現状変更を絶対に許してはいけないとして、ロシアの軍事侵攻を許した場合の政治的なリスクが大きいとしていました。
すでにイギリスはロシアへの経済制裁案をまとめ、ロンドン金属取引所でロシア企業の資金調達禁止などの措置を準備しているとしています。
先進7か国(G7)でも共同声明にロシア軍の早期撤収を求める内容が追加され、「欧州大陸における冷戦終結以来最大の配備であり、世界の安全保障や国際秩序への挑戦」との文言が書いてありました。
依然としてロシア軍はベラルーシの軍事演習で完全撤収の指示を出しておらず、ウクライナ情勢は緊迫したままとなっています。
ロシア侵攻なら衝撃台湾にも 英首相、外交的解決訴え
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB194HY0Z10C22A2000000/
【ロンドン=共同】ジョンソン英首相は19日、ドイツ南部ミュンヘンで開催中の安全保障会議で演説し、ロシアがウクライナに侵攻すれば「衝撃や動揺は世界中に広がる。反響は東アジア、台湾にも及ぶ」と指摘、外交的解決に向けた努力が必要と訴えた。台湾への威嚇を強める中国を念頭に置いた発言とみられる。
露軍の集結は「国際秩序への挑戦」、G7外相会合が共同声明…早期撤収を要求
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220220-OYT1T50093/
【ミュンヘン=池田慶太】先進7か国(G7)は19日、緊迫するウクライナ情勢を巡ってドイツ南部ミュンヘンで開かれた緊急外相会合の共同声明を発表した。声明は、ウクライナ付近におけるロシア軍の威嚇的な軍備増強に「重大な懸念」を表明し、早期の部隊撤収をロシアに要求した。
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