＊国会中継
ロシアが北方領土交渉を含めた日本との平和条約交渉を中断すると表明した件で、日本政府がロシアに強い抗議を行いました。
３月２２日の国会で岸田首相はロシアの対応について、「今回の事態は、すべてロシアによるウクライナ侵略に起因して発生しているものであり、それを日ロ関係に転嫁しようとするロシアの対応は極めて不当であり、断じて受け入れられない。逆に日本として強く抗議する」と述べ、ロシアのウクライナ侵攻が原因であって日本との外交関係に責任転換するのは不当だと反発。
今回の平和条約交渉の中断によって北方領土などのビザなし交流も全て止まり、日本政府も何らかの対応を行う可能性があるとしていました。
ロシア側は声明文で「ウクライナ情勢に関連して日本による一方的な規制措置が明らかに非友好的であることを考慮し一連の措置を講じる」とコメントし、ウクライナ侵攻に合わせた日本の経済制裁を批判しています。
これで日本とロシアの関係は戦後最悪の水準まで戻ったと言え、もはや仮想敵国と呼べるような関係になったと見たほうが良さそうです。
ロシア外務省 日本との平和条約交渉を中断する意向を表明
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220322/k10013544671000.html
ロシア外務省は、日本との北方領土問題を含む平和条約交渉を中断する意向を表明しました。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対して日本政府が厳しい制裁措置を講じたことに反発した形です。
ロシア外務省は21日「日本政府の決定に対するロシア外務省の対応について」とする声明を発表しました。
ロシア外務省は日本の経済制裁に対して日本との平和条約交渉の中断を表明したことについて、岸田文雄総理大臣「今回の事態は全てロシアによるウクライナ侵略に起因するものであり、それを日露関係に転嫁する対応は、極めて不当で断じて受け入れることはできず強く抗議をする」 pic.twitter.com/fSUTuljMaC
— Mi2 (@mi2_yes) March 22, 2022
ロシア、日本と平和条約交渉中断 ビザなし交流停止https://t.co/AMfxKUteOX
ウクライナ侵攻を理由とした対露制裁への参加が理由とみられる
ロシア外務省は、北方領土での日本との共同経済活動から撤退し、北方領土への旧島民の墓参などを目的とした日本とのビザなし交流を停止することも発表した
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 21, 2022
【露、日本との平和条約交渉を中断】https://t.co/g47P3j6W2v
ロシア外務省は、日本との平和条約締結交渉を中断すると発表した。ウクライナ侵攻を理由とした制裁への参加が理由とみられる。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 21, 2022
ロシア、日本との平和条約締結交渉を中断https://t.co/fdrrPhqoBv
ウクライナ侵攻に伴う日本の制裁への対抗措置とみられます。
— 毎日新聞 (@mainichi) March 21, 2022
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