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動物の筋細胞から初の「培養肉」、日清と東大が作製に成功!食べれる培養肉の商用化に向けて前進


*プレスリリース
日清食品ホールディングスと東京大学の研究グループは共同で「食べられる培養肉」の作製を行い、日本で始めて成功したと明らかにしました。

日清食品ホールディングスによると、この培養肉は長さ約4.5センチ・幅約2センチほどで、日清食品ホールディングスと東大の研究チームが共同で独自開発した「食用血清」と「食用血漿ゲル」を使うことで細胞の生育に適した条件で培養することが可能になったとのことです。
培養肉は調理をした上で試食も行われ、食べても人体に問題がないことも確認されており、研究チームは今後も商用化が可能な培養肉を目指して研究を続けるとしていました。

食品を輸入に頼っている日本にとって独自に生産が可能な培養肉は極めて重要だと言え、大量生産が可能なレベルまで培養肉の研究が進めば、安全保障や国民生活にも影響を与えることにもなりそうです。

 

日本初!「食べられる培養肉」の作製に成功 〜肉本来の味や食感を持つ「培養ステーキ肉」の実用化に向けて前進〜
https://www.i.u-tokyo.ac.jp/news/press/2022/202203312003.shtml


人口増加やライフスタイルの変化により、将来、地球規模で食肉消費量の増加が見込まれています。一方で、畜肉の生産が地球環境に与える負荷や、家畜を育てるための飼料や土地の不足も大きな問題となっています。このような世界的な課題を解決するために、畜肉の細胞を体外で組織培養することによって得られた「培養肉」が食肉の新たな選択肢の一つとして期待されています。

日本初!「食べられる培養肉」の作製に成功 肉本来の味や食感を持つ「培養ステーキ肉」の実用化に向けて前進
https://www.nissin.com/jp/news/10516

日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基、以下 日清食品HD) と東京大学 (総長:藤井 輝夫 以下 東京大学) 大学院情報理工学系研究科 竹内 昌治教授 (東京大学 生産技術研究所 特任教授 [学内クロス・アポイントメント]) の研究グループ*1は、「培養ステーキ肉」の実用化を目指した研究を2017年度から共同で進めていますが、このたび、「食べられる培養肉」の作製に日本で初めて*2成功しました。これにより、肉本来の味や食感を持つ「培養ステーキ肉」の実用化に向けて大きく前進しました。

 

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