＊CNN
ロシアが7月17日にウクライナや国連との穀物合意から離脱すると表明しました。
この穀物合意ではウクライナ南部の交易路や穀物の輸出に関する安全を取り決めるとしており、これまでウクライナ戦争中でも一定のルールを守っていれば、穀物の輸出は安全が保障されていたものです。
しかしながら、ロシアは7月17日になって穀物合意からの正式離脱を表明し、日米欧などの各国が穀物合意の維持を求めている中、ロシアはそのまま穀物合意を破ることになりました。
先日にはウクライナ南部の大動脈であるクリミア橋で爆破事件が発生しており、これを受けてロシアのプーチン大統領は報復を表明しています。
ロシア側は「クリミア橋の件と穀物合意の離脱は無関係だ」「ロシア関連の部分が履行され次第、合意に復帰するだろう」と説明していますが、タイミング的に何らかの関連性があるのではないかと見られているところです。
ウクライナの穀物や肥料などはアフリカなどに輸出されていたことから、この穀物合意の離脱によって穀物価格も世界中で急騰しています。
国連や欧米諸国も慌てて陸路での輸出ルートを確保しようと模索していますが、海上ルートに比べて輸出量は大幅に減少する見通しです。
ロシアが穀物合意停止、食料高の引き金にも 「困窮者に打撃」と国連
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2YY00P
［キーウ １７日 ロイター］ – ロシアは１７日、黒海経由のウクライナ産穀物輸出に関する合意の履行停止を発表した。食料価格の高騰を招いて低所得国が危機的状況に陥る恐れがあり、国連のグテレス事務総長は「あらゆる場所で世界の困窮している人々に打撃を与える」と非難した。
穀物合意離脱のロシアに非難集中 安保理で日米欧、復帰要求
https://nordot.app/1053780558638235814
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は17日、ウクライナ情勢を協議する公開会合を開いた。黒海を通じたウクライナ産穀物輸出に関する同国とロシア、トルコ、国連の4者による合意から離脱したロシアに対し、食料危機を懸念する日米欧から「世界の他の地域を人質にしている」（武井俊輔外務副大臣）などと非難が集中。合意復帰を要求する声が相次いだ。
[１７日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は１７日、ロシア南部とクリミアを結ぶ橋が爆発により損傷したことについて、ウクライナによる「テロ行為」との見方を示し、ロシアは報復すると表明した。
ウクライナ産穀物 黒海通じた輸出に関する合意期限迫る 米高官「ロシアが背を向ければ莫大な外交的損失もたらす」 https://t.co/fnq7O65Zxh
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) July 17, 2023
ロシア、食料輸出協定に不満で「強硬策」 クリミア橋が爆発で緊張も https://t.co/J1sH7QIVhK
ロシアは17日、ウクライナからの穀物輸出に関する協定延長に反対すると国連や関係国に通告した。ロシアは協定で定めた条件が履行されないと不満を示しており、「強行策」に踏み切った形だ。
— 朝日新聞(asahi shimbun） (@asahi) July 17, 2023
ロシア、黒海穀物合意を終了 国連が確認 https://t.co/cBHJ11INdc
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) July 17, 2023
ロシア、「黒海穀物合意」から一時離脱 食料高加速の恐れ
https://t.co/Lax42iFzgcロシアは合意からの離脱で国際社会を揺さぶり、自身の要求を聞き入れさせる思惑だとみられる。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 17, 2023
🗨️ #ロシア のペスコフ大統領報道官は17日、黒海の港からの #ウクライナ産穀物 の輸出などを定めた「黒海協定（穀物合意）について、ロシアに関する合意が履行されていないため今日をもって効力を失ったと発表した。なお、これが履行され次第ロシアは合意に戻るとした。 #今日のことば_Sputnik pic.twitter.com/xtMuK2RcCY
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) July 17, 2023
小麦価格が7%急騰 17日のシカゴ取引所 ロシアの協定離脱懸念で https://t.co/ClI86KcROF
ロシアがウクライナからの穀物輸出に関する協定から離脱する可能性が出てきたことで、17日の米シカゴ商品取引所では、小麦の先物価格が前週末より7%超急騰した。
— 朝日新聞(asahi shimbun） (@asahi) July 17, 2023
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