国連の退避計画に従う形で、ウクライナのマリウポリにあるアゾフスターリ製鉄所から市民らを退避させるための案が実施されました。
ロシアは国連の要請に従って、ウクライナ南東部で包囲されて孤立している市民らの合意計画に協力すると表明。
具体的にはアゾフスターリ製鉄所から約100人の民間人が退避し、この第一陣は2日午前にもウクライナのザポロジエに到着する予定となっています。
巨大な地下シェルターがある製鉄所の地下だけでも約1000人の市民が避難指定していると言われているほどで、これからさらに追加の避難が行われる見通しです。
ただ、ロシア側が何処まで協力するのかは不透明であり、ウクライナ東部の戦闘が激化している情勢では避難計画の中止や変更もあり得るとしていました。
ロイター通信は現地からの報告として、「民間人は、国連とロシア軍の車両とともにバスでマリウポリの東約30キロにある親ロシア派支配地域の村ベジメンネに到着。そこでは水色のテントが並んでいる」と取り上げ、今後も退避計画は徐々に実行されていくだろうと報じています。
ウクライナ マリウポリの製鉄所から市民の避難始まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220502/k10013608451000.html
ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、東部の要衝マリウポリにある製鉄所から市民の避難が始まったことを明らかにしました。
ただ、ロシア軍は東部などで攻勢を強めていて、避難が順調に進むかは予断を許さない状況です。
マリウポリ製鉄所から民間人100人退避、米下院議長キーウ訪問
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-may-1-idJPKCN2MO01K
[キーウ/ベジメンネ(ウクライナ) 1日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は、1日に南東部マリウポリのロシア軍に包囲されているアゾフスターリ製鉄所から約100人の民間人が退避したと明らかにした。国連は退避作業が進められていると確認していた。
マリウポリの製鉄所、今も続く爆発音 pic.twitter.com/Qlrt6l6AXK
— AFPBB News (@afpbbcom) May 1, 2022
包囲された製鉄所から生後2カ月赤ちゃん救出、ウクライナが動画公開https://t.co/neK1hWJeHX
ウクライナ南東部マリウポリの製鉄所「アゾフスターリ」。
そこに数週間にわたり閉じ込められていた市民の救出作戦の様子が5月1日、SNS上に公開されました。 pic.twitter.com/FWcgyjv8Pu— 朝日新聞デジタル (@asahicom) May 2, 2022
マリウポリの鉄道駅にドネツク人民共和国の旗が掲げられました pic.twitter.com/DT3rFv2RHy
— タマホイ🎶🍃🗻 (@Tamama0306) April 29, 2022
ロシアによる侵攻が始まる前のマリウポリの映像です。
「家族に健康でいてほしい」
「家や車が欲しい」2022年を迎える時には、願い事をする人々の日常がありました。https://t.co/bzCnZdHJOZ#ウクライナ #nhk_video pic.twitter.com/0JOEAtWMNC
— NHKニュース (@nhk_news) May 1, 2022
2022年4月30日
マリウポリのアゾフスタルでの戦闘はだいたい決着がついたようです
アゾフは完全に封鎖され、交渉(降伏)か最後通牒(排除)のどちらかを迫られている(翻訳精度は期待しないでください) pic.twitter.com/ohfeMUsAun
— タマホイ🎶🍃🗻 (@Tamama0306) May 1, 2022
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